母が、段々思いやりをなくして横柄になっているのは、トシのせいもあるのかな・・・と思っていました。
違うらしい
お友達わんこの介護手伝いをメインでやっている方、私は50歳前後だと思っていました。
介護手伝いの時に、機会があったので聞いてみると、今年61歳になられるそうです。
母は、今年68歳。
少し年齢は離れていますが、「還暦過ぎて、”来る老後”に備える時期」と考えると、
母と同年代です。
母とは全然違う！ 付き合いやすい方です。
母の方が、不安材料が多くて、それに囚われて、視野が狭くなっているのも仕方ない－とは思えません。
この方は、独身だし、末っ子だそうで、将来世話をしてくれそうな年下の兄弟がいるわけでもない。
今は上手くコントロールできているけれど、持病もおありだそうで、健康不安もある。
「老後の心配」からすると、現時点では、母より不安もおありだろうな～と思います。
それでも、お話していても、楽しいし、嫌なことを言われることもないです。
考え方が違う部分も勿論ありますが、お付き合いもスムーズ。
母のように、上から目線で嘲笑するなんてことは一度もないです。
年齢じゃなく、やっぱり本人の人柄なんですね。
お一人でやってこられた分、「最後は自分で決めるしかない。」と自然に覚悟が身についていらっしゃる感じです。
ご本人は、「心配性で・・・」とおっしゃいますが、あれこれ小さなことを周りに相談しても、「私の代わりに決めて」という甘えは感じられないので、
心配事の話を伺うのも苦じゃないです。 私も自分の話しをしやすいですし。
母は、人のことを嘲笑するくせに、依存心が強くて、
「自分の老後の面倒を見てくれる人」を常に探し中。
これも、「自分で出来ない部分のサポーター」とか「最後は自分で決めるけど、相談に乗ってくれたり、情報収集を手伝ってくれる人」ではなく、
「自分が満足できて、幸せに過ごせるように、全てお任せで采配してくれる人」を探している風でした（少なくとも、付き合いがある頃はそうでした）
「幼児にとっての母親」を探しているようでした。
甘えるんじゃない！！ 甘えるなら、シタデに出なさい！
これをトシとせいと思って、大目に見なきゃいけないの？
大目に見る気は全くないけど、自分にも寛容さが欠けるのかと気が咎めることもありました。
でも、こうやって、母の同年代の方と色々お付き合いしてみると、
トシのせいじゃないって分かります。
年のせいじゃないのなら、
「嫌な思いばかりするので、付き合いたくない。」 でいいんだ。
これは、年のせいで、足が弱った人と出かけたときに、歩調を合わせないのとは違う。
うん、やっぱり、私（娘）が遠ざかって、老後のあてが減るのは、親の自業自得。
自分たちの人柄が、助け手を遠ざけているせいと諦めてもらおう。
わんこ介護手伝いで、色々と考えるネタもいただいています(^-^)
