シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

老犬介護の現実

今週から、お友達わんこの食事手伝いに行っています。
色々見えてくる、介護の現実。
 
急変
 突然、調子が悪くなって、病院に行ったそうです。
 (この日は、私は用事があってお手伝いは休み)
 翌日は、朝8時から、夕方16時まで、我が家のわんこも連れて行き、
 そばについていました。
 熱を測ったり、熱が高かったので、脇に保冷材を当てたり。
 お友達わんこも、人がついていないと不安みたいでした。
 幸い、体調は落ち着いていたので、日頃からメインでお手伝いをしている方と、
 午後、強制給餌でごはんを食べさせました。
 
 わんこたちが寝ている間は、私は隅で手芸の宿題を。
 針仕事は危ないので、布に印をつけて、切る作業をしました。
 
 自分のわんこの介護のとき・・・パートはどうするか?悩みます。
 わんこ優先は決めていますが、介護に専念すると、ストレスが溜まって、
 かえってわんこにとっても、不幸なことになりかねないし・・・
 
 事情を話して、パートは時短勤務。
 わんこの体力が許す間は、私の仕事中は病院に預けるのもありかな、と思ったり。
 (そうすると、病院代とタクシー代で、稼ぎは飛んじゃうけど(^^;)
 
 外出前に調子が悪くなった時はまだいいけど、
 外出中に具合が悪くなっていたら・・・と思うと、手芸教室も続けられるか・・・?です。
 (手芸は、わんこ優先で休学すればいいので、大丈夫ですが)
 
 
経費
 半端じゃないです!
 
 抗がん剤 1ショット 8万円 (私が知っているだけで、3ショットやったそうです)
 調子を崩して入院 5日 8万円
    ・・・この辺の、病院代は、覚悟していました。
 
 盲点だったのが 食費
  食欲が落ちて、自分から食べなくなってからが大変・・・
  ジャーキーなどのおやつはまだ気が向けば食べていた時期は、
  あれこれ買い集めていました。 これも、通常の主食用フードからするとかなり割り高。
 
  介護食になってからは、動物病院で買う缶詰 1個 400円
                         溶かしてつかう栄養剤 1袋 700円
  お友達わんこは大型犬なので、栄養剤だけで凌ごうと思ったら、一日6~8袋。
  一日食費だけで5000円!(ネットで安いお店で買っても、1袋300円だそうです)
  そのほかに薬数種類(一日分 1000円~)
  
病院代、食費、サプリメントなどで、月10万~30万です。
これが半年、一年と続いたら・・・
   今の半端な蓄えでは足りない!です。
 
う~ん、「全て自費」で介護を続ける場合の、経済的負担は計り知れず。
当然、出来るだけ手間隙お金は惜しまないけれど、蓄えがなければ話になりません。
 
「たまにはいいよね~」とデパ地下で1ブロック1500円のチーズなんかに手を出している場合じゃないことだけははっきりしました。
スーパーの258円のチーズで十分なんです。
わんこの為に、貯金、貯金です!
 
       想像していたより、格段に現実は厳しい!