シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

覚悟

週末、姪に誕生日プレゼントを渡してきました。
まだ小さいので、ちょっとしたおもちゃでも喜んでくれました*^-^*


姉家族はGWに帰省するそうです。

私は、同席すると想像しただけで、文字通り、反吐が出そうになるのですが、姉は平気みたいです。

姉は、私のように、

 言うとおりの結婚式をしなかったら絶縁する、と脅されたことはないし、

 結婚後、一人(友達と)旅行するなんて、とんでもない!!と
                      干渉されたこともないし、

 中絶なんかしとらんやろうね、なんて暴言浴びせられたことはないし、

 どうでもいい愚痴を定期的な電話で聞かされ続けたこともないし、

 愚痴は聞いてあげたのに、こちらの弱音はあざ笑って終わりにされたことも
 ない。

 墓を見に来いとしつこく命令されたこともない。


出産前後、社会復帰前後、その後も仕事が忙しいと、母が泊り込みで手伝いに来ています。
母の助けがなかったら、子育ては難しいでしょう。


状況が違うので、親への感情も違う。



私も、上に書いたような数々のエピソードがなかったら、今の気付きを得ることもなかったかもしれません。
「昔風のちょっと面倒な人たち」くらいでつきあっていったのかも。


この状況・親への感情の違いは以前から分かっていました。
以前は、「やっぱり姉とは違う気持ちなんだ。私が心が狭いの?」なんておもいましたが、今回は、「違うのも仕方ないし、自分は自分のやり方で行こう」と思えました。

親と距離を取ることへの罪悪感も随分小さくなっています。

姉は帰省するんだから、母の日くらい贈ったほうがいいのかな?とちらと頭を掠めましたが、これも即座に却下。

姉にとっては、普通に付き合える人たちでも、
私にとっては、縁を切りたい人たち。
自分の気持ちに従おう。


親が私の態度を苦々しく思って、相続人から外され、
「親に拒絶された証」を渡されたら、いやだな、という不安もありました。
お金のことより、はっきりした拒絶宣告を受けるのが恐かったのです。
段々、この覚悟は出来つつあります。
自分が拒絶している相手が、こちらを拒絶しても、反論できないし。
   まずは、自分の気持ちの整理、です。


姉と縁が切れたら・・・もし、夫に先立たれたら、子供もいないし、本当に天涯孤独になってしまうんだ・・・と寂しくなります。
これも、仲良し姉妹で助け合っても、夫と姉が先立てば、私は一人です。


一人っ子で、既に親は他界している人もいるんだし、
「最期は独りになるかも」という覚悟をすればいいだけのこと。
なかなか腹をくくれないかもしれないけど、自分の課題の一つと認識しておこう。