シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

魂の殺人 その2

なかなか苦しい内容で、進んでいません。
ちょっと飛ばして、最後の方を拾い読み。

欲求不満は、どんなに素晴らしい親に育てられていようが、山ほどある。
問題は、不満があることじゃなくて、不満を表に出すこと(自覚して、表現すること)がゆるされない状態。


ってことらしいです。

うん、うん。全くその通り!
と言うか、私の感覚は、この点ではこの本の内容と同じです。

習い事をやめさせられたときも、止めさせられたことより、私の意思確認がなかったことに不満や憤りを感じました。
親が、自分に続けさせる財力がないことを、子供に対して認めるのは面子に関わるから認めたくないなら、それには触れず、
「小学校卒業を機に、やめるってことでいいかな?」
と一言確認してくれれば、こちらも、絶対続けたいほど好きだったわけじゃないし、経済的な問題も察していたので、
「うん、やめる」
で、終わっていたと思います。

私の習い事なのに、私の意志は全く無視されたことが、いつまでも恨みになって残っています。

私の場合は、これは単なる覚えやすかったエピソードの一つに過ぎず、日常生活全体に、子供の意思を無視するのは当たり前、という大前提があった。
それが、私の気鬱の一因。


この本には、身につまされる内容が多すぎて、なかなかページが進みません。