シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

叔父の本音

先日夫の義母方の祖母が亡くなりました。

こちらの対応が悪くて、叔父を怒らせてしまいました。
今回の事は、全面的にこちらの常識欠如&対応ミスなので、何を言われても仕方ありません。


その中で、幾つか叔父の本音が炸裂したそうです。
電話で話した夫の話によると、

・新盆をやらないなんて信じられない
 たった二人の兄弟なのに

・お墓も荒れ放題だった。墓参りくらいしろ。

・中には長距離通って親の介護をしている人もいるし
 転職して地元に戻って親の面倒を見ている人もいる
  
・自分は今回亡くなった母(祖母)を自宅介護していたとき、
 どんなに大変だったか・・・


親をちゃんと看取って、葬儀をした方に言われると、返す言葉もありません。

でもね。

事前の状況説明や連絡・相談は全くなしで、いきなり認知症の進んだ義父、母が亡くなった時点で、精神障害者手帳2級の引きこもり義姉、手帳3級の義兄を丸投げにされて、どうしろと?

相談相手(現在の義父の後見人(行政書士さん))を探して相談し、後見人をつける手続きをしました。
最初の頃は、義父は徘徊でしょっちゅう行方不明になったり、転んで怪我して入院したり。
今は、デイサービスや訪問入浴サービスで落ち着いてはいますが、それでもちょこちょこ病気もしていると義兄から連絡が入ります。

義姉の診断書ではもめて、精神障害者医療の現状にげんなりしながら、
何とか訪問看護にたどり着きました。
これからやっと、診断書依頼ができるかな、というところ。

義兄は段々判断力・事務処理能力に問題があることや、被害妄想もあることが明らかになってきて、最初は「行政書士さんの定期訪問支援」、今は、「後見人をつける手続き中」
今は、精神障害者手帳2級です。

何とか流れが見えてきたかな? というところで、今度は夫実家の家がぼろぼろと判明。
雨漏り、水漏れ・・・



こうやって処理する合間にも、義父が徘徊した、入院した、デイサービスを嫌がって大変だ、湿疹で通院している、心臓も悪いかもしれない・・・と連絡が入ります。

支離滅裂な義兄の半生記が便箋15枚以上につづられて届きます。

被害妄想に陥った義兄から電話があります。

義兄が上手くコミュニケーションが取れず、お医者とトラぶった話が何度もメールされてきます。

役所には、精神障害者向けのサービスを聞いても「田舎なので、やってません」とあしらわれた、
医者には「そういう診断書は書けません」と次々断られたと連絡が来る。

ゆうちょ銀行には、「諦めてください」のひとことで、数百万相続できないかもしれない危機。(時効がある商品もあり)


これでも、世間並みに「やることやらなきゃ駄目」ですか?



今後、義兄・義姉にめでたく成年後見人が付いて、相続できても、問題が山積みです。

 ・義父・義兄・義姉の体調、施設入所や義父の葬儀について

 ・夫実家の家のこと リフォーム、建て替え?

 ・契約書もない駐車場の契約をどう整えるか
  買ったまま放置されている土地をどうするか

そんな状況で、法事をやれと言われても、もう、わたしたちの限界を超えています!!


夫も、今回の大元の事件については、自分が悪かったと反省しきりですが、


      もう、実家には関わりたくない・・・


                         と後ろ向きです。

私も、そのうち切れそう。

 「あなたの姉夫婦が、何の準備も、(義父の言うところの)まともに
  育った唯一の息子にも何も相談しなかったから、こうなっているんです。
 
  法事や墓の掃除をしてもらえないのは、ある意味自業自得です!!」


叔父の気持ちはよく分かります。
私の兄や姉が、新盆もしてもらえず、家から歩いていける距離に墓があるのに荒れ放題だったら、はっきり言って凹むし、甥や姪にも憤るでしょう。
出来れば、最低限のことはしたいです。

でも、私達の労力・気力は限られています。
生きている人を優先するのは仕方ないです。
許してくれなくていいですが、すみません、諦めてください。

私も今回のお小言で、ぐったり疲れてしまいました。