シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

雨漏り

義兄の遺族年金額が分かりました。
私のパート代くらい。
思っていたより沢山で、一安心です。

が、一難去って、また一難

 夫実家の前回水道代 3万円(--;
 どうやら水漏れ
 築40年ですから・・・

義兄は、後見人さんにも相談せず放置していました。

後見人さんが、修理の手配をしてくれたので、とりあえずの応急処置は終了


後見人さんが夫実家の2階に行くと、あちこち水漏れ、カビ・・・
しかも、雨漏りを容器にためたりせず、放置しているので、水浸しの場所もあったそうです。
私は、一度も夫実家の2階に行ったことがないので、状況は想像も出来ません。
夫も、最後に2階に行ったのは、何と18年前だとか。
その頃から、雨漏りはあったそうです。
 
大元の原因は義父。
変な家を建てたから・・・家の一部ががけに接触(!)しているので、
昔から湿気にやられて、天井にシミなどがあったそうです。
確かに、義母の葬儀後に行った時、1階のキッチンの天井や壁はシミだらけでした。

義母が急死してキャンセルしたリフォーム業者さんは、
「建て替え時期に来ていますよ」
と言っていたそうです。



先日の本を思い出しました。

 しかるべき修理や手入れ、掃除をしないと、
 生きるエネルギーそのものが奪われて、孤独死に繋がる。

確かに、住みたい家ではありませんでした。
家が古いだけでなく、片付けベタの私でもげんなりする状況でした。
母の死の直後でも「・・・」でしたし、四十九日の時は、更に・・・。


これからどうするのかなぁ。

建て替えるお金も、建て替えにまつわる世話(業者さんとの交渉や、建て替え中の仮住まいの用意・引越しなど)をする人もいません。

家が本当に壊れるまで住んで、あとは住人は施設などに行くのかな?

まぁ、私が決めることじゃないですけど。
そうは言っても、誰もいなくなった夫実家の最期の始末は私達がするんだろうなぁ。

こうなると、改めて思うのが、

      「夫実家は準備開始が遅すぎた!」

義母は、リフォームするつもりでしたが、工事開始直前に亡くなりました。
夫実家の状況を考えると、義父母が元気なうちに、ちゃんと義兄・義姉のための準備をしておくべきだったのです。
だって、二人は「自分達では何も出来ない」のですから。



自分自身、肝に銘じています。
寿命を縮める持病がない場合でも、

 ・50代後半から、60代半ばまでに
     家を買う場合、購入・引越し
  
     身辺整理第一弾(物を減らす。特に、あまり使わないものや、
                       写真などの思い出の品)

     人生の最期のプラン開始
      お墓、葬式、施設に入るか、入るならどこを希望するか、など
      情報を集めて、考えをまとめ始める

 ・60代後半
     お墓購入や、遺書(葬式などの希望メモ含め)の準備

     体力があるうちにしておくべきことを片付ける
      粗大ゴミを捨てるとか、思い出の品を捨てるとか、
      お付き合いのある人の連絡先をまとめるとか
      特に一人で動かせない家具などの大物は減らす
    
     万一の入院にそなえて、「入院バッグ」準備


 ・70代前半
     最終身辺整理(施設入所や、長期入院に備える)
       アルバムを取って置くなら、数冊にまとめる
       人に譲れる物は、生きているうちに差し上げる
       身の回りの品(服や皿なども)必要最低限に絞る
       家具などの大物も更に減らす

 ・それ以降~
     自分の状況に対応しながら、生活の縮小を続ける


年齢を重ねても生き生きしている方は、やっぱりその時の状況に合わせて生活も柔軟に変えていらっしゃる。
私も後に続きたい。

目標は、いつかTVで見た、元看護師のおばあちゃん
    おそらく借家(アパート?)住まいなのですが、
    ちゃんと整理整頓して、万一の準備もしていらっしゃいました。
    かくありたいものです。