シンプルライフへの遠い道

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虐待と脳の損傷

以前TVで見ました。

被虐待者は、脳が損傷を受け、脳内神経伝達物質の流れが現状者のようには上手く行かない。

そのため、同じ安定した状況にいても、健常者と同じようには反応できない。


この被験者は、誰が聞いても「それは酷い虐待だ!」と思う虐待を受けた人たちでした。


じゃあ、私はどうなんだろう?

確かに、このTVにでてきた被験者ほどではないでしょう。
でも、「機能健全家族で育った人たち」と同じとは言えないのではないか?
そう思う今日この頃。


ネットでもちょっと調べてみました。
片頭痛も、慢性疲労症候群様症状も、脳内物質のアンバランスも一因で、
その原因の一つはストレス(私の場合は、原因の一部は毒親の存在や、機能不全家庭で育ったこと)


義兄はどんどん判断力も衰えていますが、症状が「PTSDを抱えた人」にかなり似ています。
ストレス源(戦乱状況や、酷い虐待者との同居など)から逃げられない場合、ストレスを感じ続けると壊れてしまうので、自分を守る為に、感じないようにしてしまいます。
それが続くと、脳の一部にダメージが。
義兄は、義父のせいでしょう。
数時間一緒にいるだけで、あれだけ嫌な気分にさせる義父ですから。


脳にダメージが来ているなら、完全な回復は無理なんだろうなぁ。
医学の進歩で、回復法が見つかるのを祈りましょう。

出来るだけ自分が安心できる環境に身を置けば、少しずつでも回復する部分もあるそうです。
私はもう頑張るのは止めて、自分を守る環境づくりをした方が良さそうです。

サルを使った実験では、一時回復しても、以前と同じようなストレス環境がやってくると、破滅行動に走ることもあるとか。
環境などで治せる部分と、不可逆的損傷を受ける部分とがあるのでしょう。

義兄・義姉の為には、本当は義父には施設に入ってもらって、遠ざけるのがいいのでしょうね。(義母も生前ケアマネさんにそう言っていたそうです)
今は義父の世話が義兄の生きがいになっているそうで、何とも皮肉な状態です。


私自身は、まずは毒親とは出来るだけ距離をとる
     今は、心の整理も出来ていないので、自分でそろそろいいかな、
     と思えるまでは、ストレス環境から遠ざかる。
     (って、パート辞めた方がいいのかな?)

自分で出来るケア(気持ちの整理や、安心できる人間関係などを大切にする)を続ける、位しか思いつきません。