数年前に母が原因不明のプチ欝になりました。
体調も悪いし、気分は滅入るし、家事も出来ない。
しょっちゅう電話がかかってきて、どうでもいい体調の話をぐちぐち。
私に聞いてもどうしようもない薬の話をくどくど。
そんなに変化のない日常生活ぶりを延々と。
でも、ちゃんと聞きましたよ。
追い詰めるようなことは言わない方がいいな、と
「自分のペースで、ゆっくりでいいんじゃない?」
「気長に構えていたら、”あら、気が付いたら良くなってた”ってなる
かもよ」
やさしく答えたし。
この不調が少しずつ回復した頃に、姉のおめでた。
そのあと、兄の転職、絶縁
兄夫婦に絶縁されても、プチ欝は再発しませんでした。
意地悪な言い方をすれば、実際には母にとっては、本人が言うほど「大したこと」ではなかったのかも。