シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

車輪

子供が、精神的にも肉体的にも健康に育つには、4つの車輪のバランスが取れていないと駄目なんだろう、と思います。

 ・保護者(親)から衣食住などの世話をされる
 ・保護者(親)から存在肯定・愛情を受ける

 ・外部(学校など)で社会ルール・社会の仕組みなどを学ぶ
 ・外部(学校など)で友達を作る・・・友人関係などを通して、
                     人間関係の基本を体験する

私の場合は、親からの愛情の車輪が異常に小さかった。
何とか前には進めるものの、常に車はがたがたと道に本体をぶつけながら。
愛情とか、信頼とか、基本イメージが希薄だったから、せっかく友達になりたいと近づいてくれる人がいても、なかなか心を開けなかったり、心を開いたフリをして、その嘘が辛くて居心地悪かったり。


こなき爺・婆は愛情注いだつもりでいるし(実際には、自分たちの都合最優先。愛情がなかったとは言いませんが、ベースがない(存在を受け入れられている安心感。最終的には守ってもらえるという親への信頼がない)ので、形だけ)。
世話はしてくれたので、親の務めは果たしたつもりでいるようですが。

世話はしてくれたのに、こんなに嫌うのは私がおかしいんだろうか?
と今でも思ってしまうことがありますが、世話と愛情は違うから。
両方が必要なんだから、片方だけで満足しろと言うのはおかしい。

すぐに、自分の感覚のほうがおかしいと思ってしまうので、それを打ち消しながらの一歩一歩です。