シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

法事終了

義母の四十九日と納骨の法要、無事に終わりました。
1時間ほどで全てが終わり、手配していたお弁当とお清めのお酒を配って、
(夫はお布施を渡しに行っていたので、なぜか私が)精進落としの会食の席を設けられなかったことを参列者にお詫びしてお開き、でした。

義父も義姉も来ませんでした。
義父は来る気で、着替えて、朝食をとったらしいのですが、そこで疲れ果てダウン。
夫と私が実家に行った時は、ソファーでぐったりしていました。
結局、ベッドで休むことになり、義兄に支えられて去って行きました。


何とも言えない感じ。
あのプライドだけは高い義父が、人の手を借りて歩くなんて・・・
義母の葬儀の時は、あれこれ言っていた義父が・・・別人のように大人しい。

認知症の高齢者は、入院すると一気に行くと聞きますが、その通りみたいです。
ここは、「愛妻に先立たれて・・・」と思いたいところですが、
徘徊の果てに転んで怪我し、入院するまでは、元気に徘徊していたので、そうは言えない(^^;


今日、別件で義兄から電話があったので、聞いてみると、食欲も落ちているし、あまり回復はしていないみたいです。寝てばかり、というのも気になります。
う~ん、このまま弱ってしまうのかなぁ。

トイレの場所が分からなくなってきたそうです。

夫の実家は変な造り。で、余計トイレの場所が分からなくなるみたいです。
まぁ、義父のデザインなので、自業自得らしいのですが。

こういうところでも、「人は生きたようにしか死ねない」のかなぁ、と思います。


夫は、義父が嫌いらしく(どのエピソードを聞いても、義父は立派な毒親だし、掘り下げれば人格障害の疑い濃厚・・・こういうことに興味のない夫が、「親父は専門家が診たら、人格障害だよなぁ」と言ったのにはびっくり。)
義父の症状が進行していることにも、あまり興味も同情も示しません。

後見人が決まるまでは、電話でいいから、お義兄さんかケアマネさんに連絡して、介護保険利用したケアを受ける手はずをする方法もあると思うのですが、
「そんなことはしない。ただ、兄貴が介護に疲れた様子が見えたら、多少費用がかさんでも、施設にすぐに入れる。」

・・・義父は息子の一人には捨てられています。

でもねぇ、それもそう生きてきた結果で、仕方ないでしょう。


私の「生きてきた結果」って、どうなるのかな?