シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

母が重くてたまらない 墓守娘の嘆き (信田さよ子 著) その2

この本から、印象に残った部分 その2

母、父、娘に対応の処方箋があります。

娘へ

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ハウツー本によくあるような「お互いコミュニケーションをよくとって、話し合いましょう」というアドバイスは、有害でしかない。そんなことはそもそも不可能なのだ。いっぽうが境界をまったく自覚していないときに、お互いなどという相互性は成立しようもない。

--------引用終わり--------

まったくその通り!
私が常日頃、こなき爺・婆と「会話が成立しない」と思っている理由はこれです!

そして、「時と場所、言葉を慎重に選んで、心を開いて話をすれば、通じるのではないか?」という小さな望みも全くない、と思う理由もこれです。



-------引用------------
娘からの拒絶によって、攻撃をしかける母も多い。娘を責め、いつからそんなヘンな考えを持つようになったのかと以前の娘にもどそうとするのだ。もしくはまったく娘の拒絶を理解せず馬耳東風とばかりに相変わらずの行動を繰り返して娘を傷つけ続ける母も多い。

    (中略)

最悪の場合は、断絶もありかもしれない。娘の方から一切の交流を断つという方法だ。

---------引用終わり---------

こなき婆は、馬耳東風タイプかな。
今は、私が距離を置いているので、大人しくしていますが、
一度「元気~?」なんてこちらから電話でもしようものなら、今までの再現は確実。
これまでどおりのやりたい放題が始まるでしょう。
距離を置いていることには、心の底では気付いていても、認めたくないので、せいぜい「体調不良で機嫌が悪い」扱いしているんじゃないかと推測しています。

断絶もあり、って言ってもらえるとほっとします。
そうだよね。他の方法ないよね。
自分を守るためには。