シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

生きたようにしか死ねない・・・?

以前読んだ本に、「生きたようにしか死ねない」とありました。


父方の祖母のことを思うと、そうかも・・・と思います。

父方の祖父は酒癖も女癖も悪くて、祖母はかなり苦労したみたいです。
祖父の葬儀ではおじ・父の兄弟三人
「お袋は苦労して俺たちを育ててくれた」
で一致して盛り上がっていました。

でも、今は寂しい状況です。認知症で入院しているのが救いな位です。

・祖父母の財産は貯金、不動産全て叔父が使い込んで、残っていない
 祖母の入院費は自分の年金だけです。
 もし、高額医療が必要になったら足りません。どうするんだろう?

・祖父母の財産管理・老後の面倒を見る約束で、叔父に沢山相続させると
 遺書を作っていたそうです。
 が、叔父は父に「お袋の面倒は二人でみよう」と責任放棄しようとして
 いたとか。
  (父の推測では、祖父母の財産を使った後で、うまみがないから)

・息子三人はそれぞれ絶縁


父は、以前よく「お袋を見捨てることは出来ん。いざという時は俺が面倒を見る!」と息巻いていたのに、今は祖母の年金を叔父の触れないところに避難させることすらしていません。
祖父の葬儀の時、叔父の使い込みと借金がばれました。その時は祖母の年金だけは父と長男で管理する話が出ていたのですが、いつの間にかうやむやに。

詳しい事情は分からないので、何とも言えませんが、私からすると、

  父は祖母を見捨てたんだ・・・

                そんな感じ。
「俺が面倒を見る!」あの迫力は何処へ・・・?


でも、父の実家は「機能不全家庭」?
祖母には他にやりようがなかったのでしょうが、
でも、息子達をこんな風に育ててしまったのも事実。

現状は仕方がないのかな・・・
何だか寂しいな・・・

                    


今のままだと我が家の親も・・・
兄は絶縁のままだろうし、
私も入院した、施設に入った、位では顔を出すつもりはありません。


自分の身の振り方とか、今後の覚悟を色々考えてしまいます。