図書館で借りた本です。
今年はこの本を参考に、新しい行動パターンを作っていこう、と思えました。
自分の目標達成や幸せを邪魔する考え方（私が”毒親の呪い”と呼んでいる不健康な思考・行動パターンもこれに入ります）を自覚・整理
どれに取り組むか一つ決めて、
それへの反論（自分の気持ちを押し殺してまで、相手に合わせる必要はない、など）を書き出す
実際の行動目標を立てる（いいやすい小さなことから、断ったり、反論したりする練習をする、など）
目標を達成できた時のご褒美を考える
効果の確認
以上の継続
が、大まかな手法です。
毒親の呪いからの解放に必要な手法だと思います。
こうやって、一つ一つ取り組んで自分を変えていくしかない。
目標をまず一つに絞ること、具体的な対応や新しい捉え方を細かく考える、
など、取り組みやすくてとてもいいと思います。
どうしても、課題が多すぎて、それにパニックになりますから･･･
この本では、「どうしてそういう考え方が身についたのか」は追求しないことになっていました。
それが親の態度が引き金だったとしても、そういう考え方に辿り着いたのは自分だから、という理由です。
この点だけは、毒親の瘴気に当てられて育った人には当てはまらないと思います。表に出ている行動パターンの大部分は、この本の取り組み方でいい方向へ向くと思います。
ただ、心の奥に沈んだ怒りや悲しみを解放しないと救われない部分があって、それを置いたままでは前に進めない、何かのきっかけですぐもとの木阿弥になる、と思うからです。
私の場合は、
”漫然とした”閉塞感・不安感・孤独
”理性ではどうしても制御できない”行動パターン（依存症など）
理由はないけれど、人生を前向きに捉えられない
などなど。
これらには別のアプローチでないと。
