毒親との付き合いは、「準絶縁状態」で行くと決めています。
今後の懸案は、親が年を取って、周りの助けが必要になった時。
現実問題として、兄夫婦は絶縁しているのであてにならず。
姉と私で何とかすることになります。
「親が嫌いだから、一切何もする気はない。自分たちで、福祉に頼るなり、施設を探すなりすればいい」
というのが本音ですが、それで姉だけに負担が行くと、姉との関係が悪くなってしまいます。
これを通すなら、親が元気な今のうちに絶縁しておかないと。
現時点では、そこまでは出来ずにいます。
入退院のたびに呼び出されたり、「相談」という名の愚痴を聞かされたりするのもイヤです。
そう思っていたら、先日父からいい手紙が来たではないですか!
「(兄とは復縁できそうにないし)娘達に迷惑をかけたくないので、お母さんと養老院に入るつもりです。施設選びの時は相談に乗ってください」
と書いてある。
本音は分かっています。
まだ元気なうちに、財産を整理して、終の棲家を探して移り住む・・・なんて気はないのです。
親にこんなことを言わせてはいけない!
私たちが助けなくっちゃ!
と思わせるための戦略なのです。
あるいは、「そんなこと考えているの??」
と自分に関心を引きよせようとしているか。
でも、私にとっては大切な「証拠物件」です。
「え~、自分たちは施設に入るって宣言したでしょ?」
って言う為の。
施設選びの相談?? そんなの自分で決めてね。
父の「相談」は冷蔵庫選びで懲りていますから。
その気になって、資料を集めたり、勉強したりしても、結局私には一言の相談もなく自分で勝手に決めるんですから。勝手にやってもらいます。
この手紙は、親の墓の資料と共に、大切にファイルしてあります。
私の宝物です。
のちのち、これを引き合いに出しても、あれこれ言って否定するのは分かっていますが、何もないよりは、まし、です。
父も自分で書いた書類を突きつけられては、出来る言い逃れの範囲も狭まるでしょうから。