今日、父からの手紙が届きました。
私が体調不良なので、自分達の滞在中会えないかもしれないから、言いたかったことを伝えておく、という趣旨。
で、別紙にまとめてありました。
ここまでは問題なし。
色々先を考えて準備しているのはえらいと思います。
続きが良くない。
・老い先を考えると、今後何回会えるか分からないのに、今回会えないかもと思うと寂しい。
という趣旨が書いてある。
出たっ! 同情引き路線
・兄とは去年の春電話で話したのが最後。近いうちの修復の見込みはなく、
5年スタンスで考えている。孫にも会えず寂しい。
同情引き 第二弾
・娘達(姉と私)に迷惑を掛けないように、将来は介護施設に入ろうと思っている
同情引き 第三弾
これって、無意識に脅しも入ってますよね~
娘達が面倒見てくれないなら、自分たちは寂しく施設入りだよ、って。
今回は、寂しい老人を演出したようです。
私もこんな曲がった目線で親を見たくはありません。
ですが、手紙には、私に対しては、
「体調が悪いとのこと、心配しています」
の一文だけ。
あとは全て自分の気持ち。
これだけ寂しいとか、会いたいとか書いているのだから、それが本心なら・・・
いえ、儀礼的なものでも、
「体調には気をつけて。」とか、何かあるんじゃない?と思ってしまう。
夫やわんこは元気か?とか、そういう近況伺いの一文もないし。
何だかねぇ。
やっぱり、別に私に会いたいわけじゃないんだな、と思います。
寂しいのは本当でしょうが、ほかは違う気がします。
「あなたが一番!!」と褒め称えて、かしずいてくれる人が欲しいんでしょうね(これは数年前、母が父について言っていたこと)
そりゃ、寂しいでしょう。
誰とも心が通じていないんだもの。
何だか哀れな人です。
それに、DVやる人そっくりだな~と改めて実感しました。
本当は自分にしか関心がない。
でも、寂しいし、自分に自信がないから力があると思いたいし、
不安を紛らわせる為にも、誰かの上に立っていたい。支配したい。
あるときは暴力をふるい(爺の場合は、命令したり、お金をちらつかせて自分の力を誇示したりする)、
ある時は、泣いて謝ったり、やさしくしたり、お前がいないと駄目なんだとすがってみたりする。(ここ数年の流行は「老い先短い老人路線」)
今は、爺はこの「泣き局面」に入っている(振りをしている?)ようです。
兄との最後の電話は去年の3月だったと手紙にありましたが、
例の会話があったのは翌4月。
父「墓を買ったから、見に来て欲しいんだけど」
実家は日帰りは厳しい、遠いところです。
我が家にはわんこもいるし、その時は姉の社会復帰手伝いで忙しかった。
パートとはいえ、私も仕事がある。
私「色々忙しいから、無理だよ」
父「そのくらいの暇あるだろう」「旅費は出す」 で、会話終了。
息子との決裂が決定的になって、あれこれ考えた後であろう時の言い方がこれ。
もう終わっています。改善の見込み全くなし。
自分の言い方や態度に問題があったのか?とは全く思っていないのでしょう。
絶対に、彼らに甘い顔を見せてはならない!!
次の瞬間から奴隷扱いです。確実。
共依存の人って、この手の学習能力が欠落していて、相手が謝ったり、ちょっと態度を改めると、
「今度こそ、あの人も本気でよくなろうとしているに違いないから」
と元の生活に戻ってしまう場合が多いそうです。
でも、実際は相手は変わらない。
私は共依存なので、自分自身に、何度も、何度も言い聞かせています。
親が寂しそうだったり、哀れな感じがして心が痛むのは仕方ない。
でも、それと、彼らの思うとおりの反応をするのは別。
彼らの幸せは彼らの責任。
彼らが私との関係を通じて、幸せになりたいなら、私の気持ちや都合を尊重して当たりまえ。それをせず、傷つけることは平気で言うし、命令するのだから、彼らの要求に応じる理由は全くない。
子供のときのことは、とりあえず横に置いておくとしても、
就職してから今まで(彼らの保護下から離れて)、
彼らに言われたこと、されたことを忘れるな!