シンプルライフへの遠い道

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現実と向き合うこと

現実と向き合うのは厳しいことです。

いろいろな本からの情報ですが、毒親が自分がしたことを認めて、反省することは殆どないようです。
 
        反省しない=改善の余地がない 

のも毒親の特徴の一つ。
でも、どうしてなのかな~と疑問でした。

何となく分かってきました。
自分の半生を費やした「子育て」という一大事業が、失敗だった(しかも原因の殆どが自分にあった)ことを認めれば、それは自分の人生の否定になりかねないから。

父は、人の気持ちを考える能力が根本的に欠けているので、どうしようもないです。人格障害としか言いようがない。
自分の妻が長年手を掛けてきた花壇を、妻の了解なしに全て掘り返したり出来る神経が分かりません。
夫婦喧嘩から、あてつけでやったのならまだ分かりますが、自分が庭に手を出したくなったから、それだけの理由です。
父が他者からの指摘を認めない(きちんと認知できない)原因はまた別のところにあるのかもしれません。

母は、父ほど酷くないし、どうしてだろう??と不思議でしたが、上記のように考えると納得いきます。
はっきり言って、妻としては幸せ度は低かっただろうと思います。
自分を尊重しない夫。家事育児は任せきり&三食昼寝つきのお気楽稼業と言い放つ夫(ねぎらいや気遣いはなし)。浮気する夫。
これで金銭にだらしなかったら離婚です。

兄に絶縁されるまでは、母としては幸せ度は高かっただろうと思います。
細々とした苦労・気苦労は多かったと思いますが、子供三人話題に出しても恥ずかしくない大学に行き、自力で就職し、伴侶を見つけ、私以外は子供をもうけ(孫もでき)、嫁との関係もまずまず。孫とのふれあいもある。
苦労は報われていた方だと思います。

これで、子供に”対決”されて、母としての自分を否定されたら・・・否定されたことを認めてしまったら、自分の半生は何だったんだろう、ということになってしまいます。
それは自分を根本から揺るがす大事です。
そこに触れてしまえば、心が壊れてしまうかもしれない。
無意識に防衛に走るのも分かります。


ということは、

彼らが私の声に耳を傾け、今後の関係改善のために態度を改める可能性は限りなく低い

ということが、私が受け入れなくてはならない「紛れもない真実」だという証拠が一つ増えたということ。