シンプルライフへの遠い道

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父とアルコール依存症

父はアルコール依存症じゃないか?  とずっと思っていました。
ネットで、診断基準を見つけたので、チェックすると

        アルコール依存症の疑い濃厚
         問題飲酒癖者
                       の判定

こなき爺を嫌っている私が判定をすると、判断に偏りが出るでしょうから、冷静に思い出しても、明らかにそうだったことだけ「○」にしました。

・殆ど毎日、清酒換算3合以上のむ
・今日は止めておこう、と思っても飲酒を止めたり、制限したり出来ない
・ほどほどで止められず、酔いつぶれることが多い
・「大酒飲み」と周囲に言われる
   (本人は、「酒に強い」褒め言葉と思って、言われると喜んでいた)
・健康に問題が出て、医者に注意されても、止めたり、減らしたり出来ない
   (アルコール性脂肪肝痛風です)


子供の時の父の記憶

夕食の時から、寝る直前まで飲み続けていて、大抵酔いつぶれてるか、
かなり酔っ払っていた。
酷い時は、姉や私が「早く歯を磨いて寝たら」と寝かしつけていた。
 (子供に世話をされるのはかなり問題らしいです)
進路についてなど、大切な話をするときも父がしらふだった記憶が殆どない。



昼間から酔いつぶれていたり、酔って暴れたり、叫んだり、仕事に行けなくなったり(二日酔いはよくありました)がなかったので、単なる大酒飲みか?とも思っていたし、本人も母も、問題があるとは思っていないようでした。

やっぱりアル中なんだな~

今思い返すと、こなき爺は自分のことで手一杯で、家族のケアは出来ていませんでした。
自分の昇進などはとても喜んで、辞令を手に記念撮影までしていましたけど。
ちょっとは家族のことを考えているんだ?と思ったのは、数年前、姉が手術を受けたとき。悪性腫瘍ではなさそうだと執刀医に聞かされたときは本当にほっとして喜んでいたので、
「自分以外の人のことで、喜ぶことがあるんだ」
とちょっとビックリした記憶があります。
他の事では、喜びはしましたが、「自分が満足する結果だったか」が判断基準で、本人の希望が叶ったか、本人がどう思っているか、などは思考の外。

この辺の性格も、アルコール依存症の人には典型的なのかも。


やはり、こなき爺には「関わらない」のが一番のようです。
私自身が、買い物依存、うつ傾向で不安定なのに、アル中に近寄るなんて自殺行為です。