おしゃれ工房 10月号の上野千鶴子さんのエッセイから~
--引用--
どんなにすぐれた業績をあげたひとだろうが、一緒にいて無神経なひとと、食卓を共にしたくない。かつての地位も業績も、いま・ここでの無礼さや傲慢さを免罪しない。
--引用終わり--
こなき爺・婆にこのまま言ってやりたい。
確かに、あの人たちが私を育ててくれました。それは否定しようもない事実です。
だからと言って、今、中年になった、(あの人たちの言い方を借りれば)他家に嫁に行った娘に、命令したり、思いやりのない言い方で気持ちを傷つけたりしてもいい事にはなりません。
自分たちの傲慢な振る舞いが、結局は娘を遠ざけ、老後をより寂しくしています。
以前は、気の毒だな、悪いかな、と思いましたが、今は「自業自得」と断言できます。