シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

現実受け入れ能力

あの人たちには、現実受け入れ能力が決定的に不足しているのではないか?
彼らの強大な事実捻じ曲げ力はこれか?!


私も、
「親は本当は私を愛してはいなくて、自分たちの気分が良くなるように利用・搾取してきただけだった」
という現実を受け入れたくなくて(今も完全には受け入れられずにいますが、理性では受け入れています)、自分の育てられ方、親の態度に問題があったと認識せずに来ました。
ただ、母の言い方は気に入らない、父の横暴には耐えられない、とだけ思っていました。

生きていくのが何となく(原因がよく分からないと、漫然と死んでいくかんじです)辛くて困っていました。

ベースに「何とかしたい」という思いがあったとはいえ、偶然児童虐待の本を手にしなかったら、今でも”何となく”辛いままだったでしょう。

なので、辛い現実は、無意識のうちに、自覚しないようにして、自分を守るのはわかります。


あの人たちは、兄に去られる、という決定打があっても、やはり現実認識しないあたり、なかなかのものです。

兄の絶縁理由を私が知らないのは、今までも書いてきたとおりです。
が、
・兄の方から絶縁宣言した
・そのあとは、兄からは年賀状、父の日などのプレゼントは勿論、義姉の親族
 の不幸も連絡なし。お悔やみが出来ず、あの人たちは、恥をかきました。
 それほどの決意で絶縁継続中
・妹達には年賀状は来るし、年賀状を出しても拒絶はない。
  妹達には怒っていない、身内の繋がり全てを否定しているわけではない)
なのは事実です。

つまり、理由は何であれ、あの人たちは兄に嫌われたのです。
どうもそれをはっきり認知できていない気がします。

「訳の分からないことを言って」絶縁し、「何だか知らないけど」それが続いている。   それだけ。

”嫌われた”と認識してしまうと、復縁したいと思ったとき、自分のこれまでの振る舞いを思い返し、

何処が兄の気に障ったのだろうか、
自分は間違ってはいないと思ってきたけど、そうじゃなかったのだろうか、

と考えなくてはいけません。
つまり、自分の過去と向き合わなくてはいけません。


どうもこれが出来ない、したくないらしい。

子供が親を嫌うはずがない。兄は転職が上手くいかないストレスを八つ当たり的に私たちにぶつけてきたのかな。

母は、こう思っているふしがあります。


今、私が本当に切れて、厳重抗議を申し入れても、
「体調が悪くて切れちゃったのねぇ」
で終わりでしょうね。

似たようなことは、今まで何度かありましたし。



現実をあるがままに受け入れるのは難しいです。
それは、今も実感中です。
でも、時々は、「もしかすると私の認識は事実と違う?」と別の目線で見る気持ちを失わずにいたいです。