シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

2008年6月  手芸・・・しばらくお休み

まだ体調が悪いのですが、これって、もう疲れたよ~と体と心が言っているのかな~。
 (うすうすは感じてきましたが)
今の体温 37.0度 ちょっと頭が重くて疲れた感じ

今月は「無理しない。手芸は基本的に休み」

手芸はしばらく教室の宿題と、既にあげる約束をしているプレゼント用バッグ1個だけにすることにしました。
ここ数ヶ月はペースを落とすように自分でセーブしてきましたが、ついついやりたいことに手を出し、わんこのプレゼント用も出来ていないな~、マンスリーも出来てないな~と自分にプレッシャーをかけてきました。
これが疲れの一因だと思うので、しばらくお休み。
わんこへのプレゼントは来年かな・・・

手芸は好きでやっていますが、別の側面があることにも思い至る今日この頃。
親の刷り込みの影響と、手芸に集中して現実逃避。

[親の刷り込み]
”上を目指して頑張れ”
”努力しない子は要りません”
教室で褒められたり、作品展に出したり、もかなり大きな目標になっていました。それは、頑張ったら褒められたい、と言う自然な欲求を超えていたきがします。

「もっと、もっと頑張らないと!!」
と自分を追い詰めていました。
先生にも、完成したら作品展に出してくださいね、とか言われるし、
「あれは進んでいますか」
とスタッフに聞かれることもあります。
社交辞令の延長なので、何を言われようと自分のペースで楽しく作ればいいのですが、頭では分かっていても、無意識はそうさせてくれず・・・本当に楽しくて頑張っていた最初のわくわくも段々半分義務に変わっていきました。

それをその手芸そのものに飽きてきたと思って、パッチ教室にも行き始めました。(本当に飽きた部分もありますが)
こちらはカリキュラムが決まっているし、作品展に出せる上のクラスではないので、大丈夫なはずが・・・やっぱり一つ上のレベルの作品に仕上げなくては!との思い込みで、大きさ自由の課題をやたら大きくして首を絞めています。
それも楽しく作っているならいいのですが、段々「仕事化」して苦しくなっています。

本当に好きなのか、このまま教室を続けたいのか、親の刷り込みのせいでこうなっているのか、立ち止まって気持ちの整理をするときが来たようです。
他の人より少し上のレベルを目指すのは、子供の時から親にそうするように乗せられてきた悪習。
「○○ちゃんは、頑張りやさんだから出来るよね~」
と言われ続けました。
子供のときは、親が自分の性格を理解して、励ましてくれていると思っていましたが、半分以上は”もっと頑張れ。努力しなさい”の変形バージョンだったんだろうなぁ。
母は、励ましているつもりだったのかもしれませんが、
「もっと頑張って母を喜ばせないと」
と思っていたのも確かです。

無理な努力をするのに、何だか疲れました。


[現実逃避]
片付かない家、いつまで経ってもまとめられない家計簿、治らない買い物依存・・・はっきり自覚している問題は勿論、これらの問題が片付いた後にも残る予感がしていた”大きな問題”から目を逸らすのに必死だったのかな~
このブログの最初の方に、
「片付けた後に、大きな問題が部屋の真ん中に鎮座している気がする」
と書いていました。
親との問題を自覚する前から、手に余る大きな問題が自分の中にあることには気付いていたみたいです。

手芸に集中-時間がなくて片付かない-問題に対峙しなくていい と逃げていました。

ですが、もう親との関係、育てられ方に大きな問題があることがはっきりしたので、現実逃避する必要はなくなりました。
親とはもう駄目だと思いながらも、どこかで
「ちゃんと話し合えば、父は駄目でも、母は少しは私の気持ちを分かってくれるんじゃないか」
と期待している自分がいます。
理性は、
「絶縁した兄への悪口を聞けば、反省したり、わが身を振り返るような人たちじゃないことは分かるだろう」
と言っています。おそらくこちらが正解。

問題の存在ははっきりしましたが、気持ちの整理には時間がかかりそうです。

気持ちの整理も、あれこれやらなきゃ、とどたばたしていては進みませんから・・・そのためにも、ここは手芸を一休み。


そうは思っても、今までの悪習からまた頑張りすぎてしまうかもしれません。
とにかく無理しない、が今月の目標。