シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

あやうく、未来に不幸にされるとこだった 堀内新之助/吉岡直樹著

エッセイと思って図書館で借りたら、自己啓発本でした。気楽に復習できる、読みやすい本でした。

 

なんとなく抱え込み続けている無理・無駄

      ー損したくない、後悔したくない、悪く思われたくない

7割出来たら自分を褒める

”ごみ屋敷に住む健やかな人”なんていない

避けられそうにないことを、なんとか避けようともがき続けるより、楽しみながら乗り越えるほうがいい

「成長」にこだわる必要はない

結果と目標にとらわれすぎず、日々の生活の中で、小さな喜びに目を向ける

 

 

最近は、「成長することは良いこと」「目標に向けて努力するのが正しい基本姿勢」「自分の真の望みに向かって進むのがよい」

こういう価値観に、疑問を感じるようになりました。

こういう考え方は否定しないし、今でも持っているけれど、50年以上努力してきたけど、幸福度は上がってないな~という経験に基づく実感がどっしりあるからかな。

言い方を変えると、「志望校に合格したから幸せ」とか、「日々努力している自分が好き」とか、そういう感情は、自分をHappyにしてくれるけど、同時に「上っ面をなでているだけだな~」と感じるようになったからかも。

人から褒められたらすごく嬉しいけど、それよりも、自分の中に、「これでいい」という感覚をしっかり持ちたい欲求の方が大きくなっている気がします。

自分で自分の面倒を見られるようになりたいんだと思います。

 

これも、夫との死別で学びつつあることなのかも。

外の助けは借りつつ、外の要因への依存度を下げるべく自分の中に育てる、みたいな。

これまでは「なにを育てるか」を決めないと!があったけど、今は、ふらふら気が向くままに動いたり、止まったりして、自然に見えてきたものを大事にしながら、ご縁に従って流れていけばいいかな~と緩く構えています。

もう頑張るのに疲れちゃったから。

 

 

やっぱり、”ごみ屋敷に住む健やかな人”なんていない これですね。

台風が来ているし、先日の地震もあったしで、防災備蓄品を見直したら、期限切れの保存食が山盛り出てきました。まずはこれを消費しよう。