未だに、「お父さん、どうして死んじゃったんだろうね~」とわんこに問いかけています。
生きるのに疲れたのかな~
私のこと、嫌になっちゃったのかな~
やりたいことやりつくしたのかな~
色々考えても、答えはありません。夫の声も聞こえません。
一番正解に近いのは、「たまたま」でしょう。
たまたま偶然や体質などが重なって・・・あるいは、実は何かの感染症の結果なのかもしれないし・・・珍しい病気を発病して、亡くなった。くじに当たったの?
家事を嫌がっていたから、「定年後は家事は半々だよ」と正論を私に吐かれて、家事がしたくなくて逝ったのかもな・・・
私が「私が先に逝くから」と言い続けていたから、逆に「残されるのは嫌だ」と思ったのかも。世話されるのも好きだったし、夫は仕事以外の生活全部私に丸投げで、気付けは楽ちん生活だったからな~。
昔、訪問看護師さんが「先に呆けたが勝ち」と高齢夫婦の話をしていたけど、「先に逝ったが勝ち」と思ったのかも。
夫も毒親育ちだったから、生き辛さが積もりに積もって、耐え難くなったのかも。夫は私と違って蓋をして生き延びてきたようだったので、その蓋がはじけそうな予感がしていたのかな。
妄想を膨らませてみても、分かりません。
私は私の価値観・知識・立場の範囲内でしか考えられないし。
それでも時々考えてしまうのは、無駄ではないと思う。
何か、私個人が納得できる「お話」を作って、少しずつ「過去のこと」にする必要があるから。その作業の一つなんだと思う。
仕方ないんだって、己を納得させたいんだと思う。