シンプルライフへの遠い道

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相続税申告書作成の長い道のり

夫が亡くなって半年。やっと相続税申告書を書き終えました。

長かった・・・本当によく頑張りました!

 

最初は「自筆証書遺言の検認手続き」

必要な戸籍集めは夫実家の成年後見人さんにお願いしました。手続き方法はネットで調べて、家庭裁判所に提出。その後、検認手続き日の連絡が家裁からあり、検認手続きをして、「手続き済み」の証明をしてもらって終了。

でも、最初に家裁に書類提出に行った時が、かなり辛かった・・・。泣きながら駅まで歩きました。(裁判所で苛められたのではありません)

遺族年金などもそうでしたが、「夫が死にました」と自分で役所に言いに行って、あれこれやるのが辛かったのです。

 

次は、生命保険などの手続き、夫の会社関係の手続き。

このあたりで一度手続きは止まり、引越しに集中でした。

 

引越し後、手元に株券があったので、その名義変更手続き。

金融機関の相続手続き、残高証明書集め。

私名義の個人年金や生命保険の「夫が亡くなった日に解約した場合の払戻金証明書」集め。(資金の出どころが夫の給与だったため、夫の遺産扱い)

 

書類が集まってきたら、買っておいた相続税申告書の書き方の本を見ながら、ネットで調べつつ、申告書の記入と、申告書に添付する書類のコピー。

面倒だったのが、夫の死後支払われた夫の給与や、健保からの給付金などの処理。

申告書で書くのが大変だったのは、相続税対象になる財産一覧。

ネット上の無料申告ソフトを使えば良かったのでしょうが、手書きしたので、大変でした。4枚分ありました。保険の掛け金の払い戻し2000円とかまであるんだもの・・・。

 

申告書の記入自体は、簡単でした。

参考書を見ながら、淡々と書くだけ。配偶者控除も、相次相続控除も、どうということはなく書けました。迷ったら、ネットで調べれば大抵答えが見つかりました。

 

 

面倒だったのは、金融関係の相続手続きだったかな・・・。数が多かったので。

戸籍などが必要だけど、なかなか返送されてこないので、時間もかかりました。

 

辛かったのは、家裁。引越し後に金融機関を手続きで回った時や、保険会社に電話するのも辛かったけど、やっぱり夫が亡くなって日が浅かったころにやった手続きは本当にしんどかった・・・。あれは、やった人にしか分からないと思う・・・。

遺族年金の手続きもすごく辛かったし、夫の生前、難病申請した時も辛すぎた・・・。

「夫は助からない病気になりました」って自分で役所に言いに行く(手続きに行く)のは辛かった。心のどこかで、「現実でなければいいのに、奇跡が起きればいいのに、夢ならいいのに」って思っているのに、自分で、「夫は遠からず死んでしまうらしいです」って書類出すんだから・・・。

お葬式の手配の方がしんどくなかった。何でかな。

 

うん、本当によくやったよ、自分。

わんこやわんこ仲間、友達、姉・・・周りの支えで、何とかここまでたどり着きました。

自分も頑張ったけど、周りの支えがなかったら難しかったです。