今年になってから、「1年前は夫は元気だったのにな‥」とか、「一緒にお相撲行ったのにな・・・」って、無意識に振り返ることが多かったです。
もう6月も終わり。
1年前は、夫は認知機能も低下しはじめ、寝てばかりになりつつあり、うつ病治療を受け始めた頃。
私は一生懸命仕事を探したけど、結局ご縁がなくて、不眠症や微熱も酷くなり、夫と一緒にメンタルクリニックに通うようになった頃。
辛かったな
不安だったな
あれから1年かぁ。
我ながらよく生き延びたと思う。
「あの頃の苦しさに比べたら、今はまだましだ」とも思えないけど。不安感は1年前の方が強かったです。これからどうなっていくのか、全く想像できなくて、夫の病気も本当にうつ病なのか、分からなかったし。
夫に体調を聞いても「分からん」ということが増えて、見捨てられていく感じもありました。
夫もしんどかったんだろうなぁ。
来年の今ごろは、「一生懸命手続きや断捨離やってたな。仕事がどうなるか不安だったな」って思い出すのかな。
来年の今ごろ、生きているのかも分からないけど。
夫がはっきり体調がおかしくなって1年位で亡くなったから、そう思うようになりました。
今日も猛暑になりそうだったので、わんこの散歩の後、すぐに粗大ごみ処理券を買いに行き、台車で粗大ごみ置き場に運びました。捨てるか迷っていた夫のキャリーケースは、車輪の一部が剥がれて、修理しないと使えない状態と分かり、粗大ごみに。今回は他に夫のパイプハンガーと、温水洗浄便座の計4つ捨てました。
午後に、ブックオフに一箱、布寄付に一箱、集荷に来てもらいました。
フードバンクに寄付する物資は紙袋4つになりました。そのうち一つは、ダメもとで持参。断られたら捨てる品です。
自分でも頑張ってると思う。
メンタルが辛くならないように、人と会ったり、話したりする予定を入れたり、無理せず横になって休んだりもしています。
自力の相続税申告が無理そうだったら、税理士に頼む ー など、ダメだった時のことも考えています。
解決していることもあります。
不当な「原状回復要求」をされるんじゃないかと心配だった賃貸からの撤退も、今のところ、何とかなりそうな感じ。
夫の自筆証書遺言の検認手続きも終わり、遺言書のコピーなどを送った、義兄の成年後見人さんからも「問題ない」と返答があり、このまま私が夫の全財産を相続できそうです。
こうやって理性で自分に語りかけてみるけど、多少は効果あるけど、
結局、夫が亡くなってしまい、自分が見捨てられたような心細さが根底にあるから、それが時間とともに和らぐのを待たないと・・・とも感じています。