シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

皆の記憶の中の夫

昨日の午後、夫の会社の人たちが来てくれました。

夫の会社での様子などを聞けて、本当に良かったです。

姉や友人、わんこ仲間がいつも支えてくれるけど、夫の思い出話ができる人はいませんでした。夫は人付き合いが悪すぎて・・・。

夫が好きだったというグレープフルーツジュースを持ってきてくださり、そういえば、チューハイもグレープフルーツ味が好きだったな・・・とか、明るく元気だったころの夫を思い出しました。

夫の思い出話、したかったんだな。聞きたかったんだな。

「困った時の夫」で、ややこしい案件は夫に頼んでいたそうです。遺族に本人の悪口は言わないでしょうし、話を盛ることはあっても、わざわざ嘘は言わないだろうから・・・夫、仕事、頑張ってたんだな。

大学で同じ講座にいた頃のことしか、仕事や勉強関係の夫の姿は知らないけど、学生時代から後輩には優しくて、研究もちゃんとやってたな・・・。

夫には夫の人生があって、私は一部しか知らないけど、私が知らない夫を覚えてくれている人たちもいる。

私には救いの一つです。でも、今は、余計悲しい。

どうしていなくなっちゃったのかな。

 

 

元気に楽しく暮らしていたころの夫を思い出すと、今度は遺品処分が辛くなってしまいました。

これまで、どんどん手放せたのは、夫の療養中の辛い記憶も手放したかったからなんだな・・・多分。

遺品は捨ててしまうと取り戻せないので、量が多すぎる&私は読まない本の整理から取り掛かっていたので、今、「置いておけばよかった」と後悔するものは、ペン立て一つだけ。

 

購入申し込みをしたマンションが買えたら、遅くとも8月半ばには引っ越しです。それまでに荷物を減らしたいけど、でも、自分の手芸関係9割減らす方が先でいい。