シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

夫の旅立ち

今日の17時半ごろ、夫は旅立っていきました。

 

訪問看護師さんが痰の吸引をした後、酸素飽和度が下がり、酸素吸入をしていました。

その後来てくれたヘルパーさんには、夫に負担がないように、ホットタオルでの軽い清拭をお願いし、夫も気持ちよさそうにしていました。

姉が来てくれたので、一緒にお昼を食べておしゃべりをしていたら、夫の呼吸が苦しそうで、酸素が80%台に落ちていました。

慌てて再度酸素吸入をしたら、落ち着いたので吸入は続けながら様子を見ていたのですが、姉が帰った後、呼吸が弱く、顔色も悪く、酸素飽和度も測定不能になりました。

慌てて訪問看護師さんを呼び、診てもらいました。血圧が70位に下がっていました。診療所にも連絡して、相談し、このまま様子を見ることに。

 

その後は、そばにいて、沢山話しかけて、二人で過ごしました。

この時は、呼吸は浅かったけど、痰の絡みもなくて、呼吸も楽そうで落ち着いていました。

徐々に呼吸数が減って、そのまま旅立っていきました。

 

退院して5日目でした。

 

私の処置が下手だったり、ケアが入り過ぎかな?と思うこともあったりで、家に連れて帰って夫にとって良かったのかな?と思うこともありましたが、良かったのかな。

 

亡くなった後、診療所のお医者さんと看護師さん、訪問看護師さんが来てくれました。訪問看護師さんが、一緒にエンゼルケアをしてくれました。

家で亡くなったから、こうしてゆっくりお別れができるんだよな・・・。

服を用意していなかったので、普段着を着せました。入院してからずっとオムツだったから、「オムツ卒業だね!」と言って、トランクスを。

そもそも、病院で拘束されているのが辛そうで、最期の時期には、全ての拘束から解放されて、ゆっくり過ごしてほしいと思って連れて帰ったのもあったんだった。

だから、これで良かったんだよね?

 

 

           今まで本当にありがとう。

            ずっと大好きだよ。

         先代犬が迎えに来てくれたんだね。

          また向こうで会いましょう。