シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

夫の退院準備中の不安

昨日ケアマネさんが決まり、明日自宅に来てくれることになりました。

病院の相談員さんから、ケアマネさんからGWになると訪問看護師さんなどの人手が減るので、休み明けに帰宅する方がいいのでは?という話が来ていると連絡がありました。

 

う~ん・・・

 

確かに緊急時の対応を考えると、「今は人がいないので行けません」だと困る。

でも、夫は点滴だけになってひと月近く。GWを越えられないんじゃなかろうか・・・。

 

可能なら、来週前半に帰宅できるよう準備を続ける方向でお願いしました。それだと、関係者が集まっての会議もできないそうです。まぁ、そうだろうな・・・。

私の決心が一週間遅かったってことなんだろうな・・・。仕方ない。ごめんね、夫。

できる範囲でやっていくしかないです。

 

夫を連れて帰ると決めたのはいいけど、途端に眠れなくなってしまいました。

薬を飲んで寝ても、3~4時間で目が覚めて、その後も何度も目が覚めます。夫の退院準備での大きな変化に対する不安もあるし、夫との別れへの予期悲嘆もあるし、本当に夫がいなくなるんだ・・・となると、その後のことへの不安もあります。

 

相談員さんに、自宅でも点滴をするんですよね?と聞かれ、「しないつもり」と答えました。自分で言っておいて、これにも動揺しました。

これでいいの?って。

昨日会った看護師さんも、夫は今では点滴も嫌がっていると言っていました。今は、自宅に迎える準備を急いでやっているから、何とか我慢してって言えるけど、家に戻ったら、拘束もなく、ただのんびりと過ごしてほしい。・・・そう思って、点滴も何もしないって決めたよね?と自分に聞いてみる。

動揺するのは、夫の希望に沿うためだけでなく、私自身が在宅介護を数週間~月単位でやるのは無理だと知っている=自分のためでもあるから。

その中には、長期間パートを休むと戻りづらくなるかもとか、そういうことも混ざっているのを知っているから。

 

旅立っていくのは夫だけど、家で世話をするのは私だから、二人ともが満足できる妥協点で手を打つのがいい。

 

何より、夫自身が、経管栄養は嫌だ、酸素は嫌だと主張し、今は点滴も嫌がっているのだから、本人の希望に沿えるようにしよう。