シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

別れ方は選べない

わんこ仲間のお義父さんが亡くなられました。

高齢で、持病もあったし、認知症も若干あるかな?な状態ではあったけど、元気にご自宅で過ごしておられたそうです。寒い雨の日に外出して、そのまま行方不明に。倒れているところを発見されて、救急搬送されたけれど、低体温症などもあり、回復できないまま亡くなられたそうです。

わんこ仲間の夫さんは、自分の父親が突然こんな形で旅立ってしまい、ひどく落ち込んでいるそうです。

コロナのせいで、面会もままならず、旅立ちが近くなってから、やっと会えたそうです。

        身につまされる。

 

別れの形は選べないという当たり前のことを、改めて考えさせられています。

 

私の場合、夫が突然神経難病になってしまったことも、

あっという間に進行して、認知症も進み、夫ではあるけど夫ではない人になっていき、

今回のコロナ感染。感染が分かって10日目ですが、明るい知らせはありません。

担当医の言う通り、コロナ感染のダメージで、神経難病が進行してしまったのなら、あとどのくらい夫が生きていられるのか・・・今回の不調から抜け出せても、夏の夫の誕生日を迎えるのは厳しいのかも。・・・敢えて、考えないようにしています。

天に任せよう。そう自分に言い聞かせています。

 

 

自分の感じ方すら、「想定外」ばかり。

今日も心のざわつきは知覚できたけど、相変わらず夫との別れの予期悲嘆は薄く、不安も一時期に比べると少ないです。

心が麻痺しているのかな。

夫のことは無意識に考えないようにしているようです。

 

夫の苦痛が少しでも少ないように。穏やかな時間が少しでも多いように。

そればかり祈っています。