シンプルライフへの遠い道

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難病申請のダメージ

今日は夫の難病申請に行ってきました。窓口の人は親切でした。なぜか保健士さんとの面談もありました。夫ではなく、私の体調を気にかけてくれて、ありがたかったです。

病気になった家族のことに集中するあまり、自分のことが疎かになる人もいるそうです。そうだろうな・・・。夫もそうだけど、病気によっては、余命宣告と同じだから、混乱するし、精神的負荷が大きいです。メンタルクリニックへの通院も「いいこと」と言われました。

 

 

介護保険の申請は平気だったのに、難病申請は精神的にかなりダメージを受けました。

お役所の人は親切だったのは救いかも。ビジネスライクだったら、すごく傷ついたかな。

多分、夫の病気(進行性核上性麻痺)の場合、予後が悪いので、公に夫の余命宣告を告知しているような気がするのだと思います。行動としては、夫が遠くない未来に亡くなることになりました、と届を出したように私は感じているようです。

夫が遠くない未来、先に逝ってしまうという現実を、まだ受け入れることができていないのだと思います。・・・できるわけないけど。

 

わんこが亡くなった後、ペット保険の解約の電話をするのが凄く嫌だったのと同じかな。そのままにすると保険料もかかるし、いずれ連絡しなくてはいけないので、頑張って電話しましたが、その後大泣きしました。わんこは死んじゃったんだ・・・と一人で噛み締めているのと、わんこ仲間や友人でもない人に宣言するのとでは全く違っていました。

お父さんが亡くなった直後、役所に手続きに行って、「父が亡くなりました」と言うのがすごく辛かった、と言った友人の気持ちが何となく分かりました。

 

 

今朝は、わんこの散歩で末期がんのお父さんを自宅介護しているわんこ仲間に会えました。話を聞いてもらって、相手の話も聞いて、少し落ち着きました。

姉からは、不動産情報で連絡があり、電話で相談にも乗ってもらいました。

たまたま、ですが、今日、話せて良かったです。保健士さんと話せたのも良かったです。別に新しい情報があったわけではありませんが、夫ではなく、私を気にかけてもらえたのが嬉しかったのだと思います。

 

申請の帰りに、夫に差し入れする写真用のフォトフレーム、家電リモコン用のボタン電池も買いました。気になるタスクを一つでも処理して、少しでも心を軽くしたいです。