シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

医師から改めて説明

昨日、夫の荷物を病院に届けに行った時に、担当医が画像などのデータを見せながら詳しく説明もしてくれました。時間をとってもらえてありがたかったです。

 

感染症や自己免疫疾患ではないかと血液(各種抗体)やせき髄液の詳しい検査

癌などがないかのCT

MRIの再検査

脳波

睡眠時無呼吸症候群の検査まで

腹部エコー

 などなど

 

説明を聞いて、私がやってもらいたかった検査は一通りやってくれているし、この結果なら、やっぱり「治療できない病気」なんだな・・・と諦めるしかないと思えました。

病院も、見逃しのないようにと細かく調べてくれていました。

夫は睡眠時無呼吸症候群は「重症」で、寝る時に機械を使った治療をするレベルだそうです。ただ、その治療を始めると、次の行き先(施設など)が見つかりにくくなるので・・・と医師に言われました。

本人も検査の時にも自分で機械を外したりしていたそうで、認知機能も落ちているのに無理にやる必要はないと私も思いました。寝たきりや嚥下障害予防のリハビリは、本人が今多少しんどくても、今後の本人の苦痛を減らすためにやった方がいいと思うけど、それ以外は・・・。

長年の酸素不足で病気になったのかな。夫のいびきや、慢性的な鼻づまりで口呼吸なのは気になっていました。言っても病院に行かなかった夫。

先代犬のために夜中に起きてごはんをあげてくれていました(空腹時間が長くなると吐くため)。その慢性的な睡眠不足もあったのかな・・・。この”仕事”がなくなってから5年以上経つけど。

 

確定診断は難しいかもしれないけれど、難病申請の診断書などは書いてくれるそうです。身体障碍の申請もできるかもと言われました。

厳密な確定診断は、脳細胞を調べないと分からないケースも多く、生前に確定できないことも多いとか。研究のための死後の脳提供の話もありました。夫は臓器提供も嫌がっていたから、脳提供は嫌だろうな・・・。機会があったら、本人に聞いてはみるけど。

 

排泄の問題は、前立腺肥大もあまりないし、神経障害から来ているのだろう、との説明でした。それだとずっとバルーンなのかな・・・。

 

予後も聞いてみましたが、3年後には自分で食事をするのは難しくはなっているでしょうね という何とも曖昧な返事でした。

 

 

まずは夫の次の療養先探しと、最終的な診断待ちだけど、夫との別れや、その後の自分とわんこの暮しについても、現実のこととして考えていかなきゃいけないようです。