シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

夫の転院

今日は夫の転院。

迎えに行ったのが朝9時だったこともあり、夫は眠そうで、あまり話もできませんでした。転院先に行くとき、家のすぐ近くの大通りをタクシーで通ったので、夫に声をかけたけど、ぼんやり見て、「よく分からん」でした。

とにかく疲れるようで、周りを見る元気はなかったです。

タクシーの乗り降りもやっとな感じで、次の転院の時は介護タクシーかな・・・。

 

入院手続き中も、「ご本人様、具合が悪そうなので、すぐに病棟に上がりましょう」になりました。

入院手続きをする人から見てもそうなのか・・・と微妙な気持ちになりました。

入院すると面会できないからと別れを惜しむ私と違い、夫は「しんどいからどうでもいい」感じでした。

こんな風に、徐々に夫を喪っていくんだな・・・

 

医師や看護師からの説明も私一人で聞いて、私が代理でサイン。

夫の病歴、2020年テレワークになって以降の体調変化などをワードにまとめて持参して良かったです。医師への経過説明は楽でした。

 

今後、画像検査、脳波検査、髄液検査などをやるそうです。

診断がつけばいいけどな・・・。どうかな・・・。

入院期間は「2週間以上」。この病院で治療をすることになれば長くなるし、分からないと言われました。

 

ここ1,2か月、半年‥と思い返すと、夫の衰えぶりが半端ないので、診断候補に「ヤコブ病(発症後数年で亡くなるらしい)」があがっていても、「違うよ!」とはねつけることはできませんでした。

思いがけず別れが早く訪れて、「診断がつけばいいなぁ」と能天気に思っていたな・・・なんて思い出すことがないようにと祈る気持ちです。

診断については今悩んでも仕方ないので、病院にお任せです。

他の病院では出来ない検査(研究の一環としての保険外の検査)もしてもらえることになったので、しっかり調べてもらえることだけは確かだから、ひとまずその点は安心することにいて、結果待ちです。

自分の生活を整えながら、待つしかないです。