シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

白と黒の間には無限のグラデーションがある

わんこ仲間に、「(夫の世話は)後悔のないようにね」と言われました。

在宅介護を勧める話ではなく、治らない病気なら、いずれ別れが来るから、その時後悔しないように、という意味でした。

その方は、お父さんをがんで亡くされたそうで、色々な思いがおありのようでした。

 

 

今は、どうやって今後暮らしていくのか、夫の介護システムをどう作るのか、本当に夫は認知症で治らないのかな?とか、そちらに気を取られていましたが、夫が認知症なら、いずれ私が看取るんだよな・・・そのあと、私一人ぼっちになっちゃうんだ・・・という現実にも気づいてしまいました。その時私が生きていられたら、ですが。

 

今は、今の大変さに圧倒されて、夫への優しい気持ちが薄くなってしまっています。

が、これまで、夫は私を色々と支えてくれたし、二人で楽しい時間も過ごしてきたし、私の好きにさせてくれて、批判や干渉はなかったし、優しい人でした。

 

家で世話は出来なくても、出来る範囲で頻繁に会いに行くとか、自分が潰れないようにしながらもできることはあるのだから、それを忘れないでいたいです。

 

     白と黒の間には、無限のグレーのグラデーションがある