シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

夫の病気を受け入れる努力中

夫は若年性認知症のようだという現実を受け入れる努力中です。

まだ、「治療可能な認知症」である望みは捨てていません。

高橋脳症などの自己免疫性脳炎の可能性は否定されていないので。

 

ネットでバリー・ライスバーグ博士が考案した認知症の7段階(障害なし~生活全般要介護、会話困難)の表を見ると、私の判断では、夫は既に第4段階と第5段階(初期~中期のアルツハイマー病、中程度~やや重度の認知機能低下)。

入院前は第三段階でしたが、直前に便を直接触ったり、おかしな行動が出ていたので、10月に入って悪化し始めていたのかな・・・。当時は、抗うつ薬が過量投与になっているて、そのせいでは?と思っていたけど、違ったのかも。

暴言、暴力、介護拒否などがないので、病院にいられるのはありがたいですが、今後を思うと落ち込みます。

 

ネットで見る若年性認知症当事者の体験談と、夫の様子があまりにもかけ離れていて、正直参考になりません。当事者が体験談を語れるのは、それだけご本人の能力と気力が維持されているからのように感じます。夫には覇気がなく、病気のせいもあると思いつつも哀しい。

 

今は、本人の生きる気力が戻らない限り、夫の予後はあまり良くない気がしています。

恐れていた廃用症候群になっています。

自宅でうつ病として治療していたころから・・・いえ、その数か月前から殆ど外出しなくなったのと、消化器症状で食事量が減り痩せてしまったのとで、筋力低下。

抗うつ薬のせいもあったのか、ずっと寝てばかり。話し合って、頑張って9月下旬から散歩に出るようになり、少し筋力が戻ったかな?と思い始めたところで入院になりました。

入院直後は自力で歩いていましたが、発作を起こして意識混濁したり、失禁が続いてバルーンになったりして、動くのが更に面倒になったようで、またねたきりに近い状態に。

やっとリハビリが始まりましたが、抗うつ薬は中止して2週間以上経っているのに、本人はやる気がなく、すぐ寝ようとするそうです。

バルーンやおむつは嫌だから、何とかしたいという気力もない感じ。その気持ちが空回りして介護拒否などになっていないので、悪いだけじゃないのですが。

 

もともと嚥下障害予備軍(むせやすい、錠剤を飲むのが苦手、餅を詰まらせそうになったことがあり、数年前から餅は自主的に食べなくなった・・・などなど)でしたが、今年に入ってからは小さな錠剤も上手く呑み込めないこともありましたし、食事でむせることも増えていました。現時点でも私はひそかに誤嚥性肺炎を心配しています。

病院では問題なく食べているそうですが、お粥だそうです。

 

急激に認知機能が落ちて、本人も戸惑っているだろうし、何かを考えようとする気力もなくなっているのかな・・・。

あんなに好きだった本や漫画も、持ってこなくていいと言うし、どうやって元気づければいいか分かりません。

自分がどういう理由でここにいるのかもよく分からず(何度説明しても記憶に残らない)、ただ流れに身を任せるしかできないんだろうな・・・。

 

商品選択での情報収集はしていましたが、人生(健康、生きがい、老い先のこと、人生観など)についてはもともと受け身・ケセラセラで、情報に触れて生活習慣を改善しようとか、知識だけでも入れておこうとかしない人でした。小さなことにもこだわり、じたばたする私とは正反対。羨ましく思う時も多々ありました。

「状況をそのまま受け入れる」以外の選択肢のない環境で育った影響もあるんだろうな・・・。

私と連絡が取れなくて困っているというので、「自由に使える公衆電話が病棟にあるからスタッフさんに相談して」と言うけど、「相談する」気力はないようでした。短期記憶障害が酷いので、そのせいかも・・・。私にもよく分かりません。

 

自宅に戻れば、少しは元気になると思います。

でも、どう考えても、今の状態の夫の介護は、私には出来ません。

夫を元気にするために、私自身を差し出すことはしないと決めています。まずは自分を大事にする。夫やわんこはその次、というのが今の私の課題ですから。そうしないと、自分はもちろん、周りも幸せになりません。

 

          「自分の人生は自分で引き受ける」

      これは私だけでなく、夫の課題でもある気がしています。