シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

腹を括るしかないのかな

昨日は夫の検査付き添いでした。

入院中の病院の看護師さんが検査を受ける病院まで付き添ってくれました。受付後は、夫と二人。検査は無事に終わりました。自己負担3万円。

夫は検査前の注射をして3時間待ちだったので、久しぶりに二人でカフェでコーヒーを飲みました。

迎えに行った時、昨日は夫は元気がありませんでした。聞くと、「世界に捨てられたと思ってた。考えると不安になるから、考えないようにして踏みとどまっていた」とのこと。

・・・聞いたときは、夫に心細い思いをさせていると辛くなりました。でも、あまり感情表現をしなくなっていた(聞いても”分からない”とか、”特に何も感じていない”と答えていた)から、抗うつ薬を中止して、感情が戻ってきたのか、たまたまなのか分かりません。

夫が自分の世話は自分でおおよそできていた入院前でも、私が煮詰まって危ない精神状態になっていたのに、歩行困難、排泄介助が必要な今、自宅に戻すと私が潰れます。

止めよう・・・

厳しい言い方をすれば、歩行困難は、発病前から運動不足を放置していた夫自身の問題でもあります。私が夫の人生を背負うのは止めよう。サポートだけでも続けていけるか分からないのに。

 

尿意・便意を感じなくなっていると聞いていましたが、待ち時間に「トイレ(大)に行きたい」と言い出し、用足しできました。

その後、トイレ(小)に行きたい、と言ったり。今はカテーテルが入ってるので、トイレには連れて行ったけど、何もせずに終わりました。

後で看護師さんに聞くと、トイレ(大)に行きましょうか?と声をかけても、「今はいい」と言うので、様子を見ていたら、オムツにしていることが続いているとのこと。

本人が便意を感じた時に、スタッフに「行きたい」と言えないのかな・・・?

神経障害による便意消失ではなさそうで、小さく安心しました。

 

認知機能は落ちたままでした。

何度も何度も、「ここはどこ?何しに来たの?」「待ち時間はどのくらい?」と聞くので、「あぁ、やっぱり駄目なのかな・・・」と哀しくなりました。

もう腹を括って受け入れるしかないのかな。ネット情報では、初期の若年性認知症だとMRIで異常がないこともあるそうです。脳の血流検査では異常が見つかるようなので、今度の検査結果を待つしかなさそうです。

 

心配なことは?  わんこのこと。

         仕事は完全に離れているから大丈夫なんだよね?

 

入院中の病院では、部屋移動(ベッドが変わること)が多いらしく、落ち着かないそうです。他の患者さんと話すこともないとか。他の患者さんの年齢幅は広いとか、そういうことは普通に話していました。

が、医師の診察を受けた記憶はないそうです。

 

家の問題も、「焦る必要はないけど、早めに買った方がいいかもね」と話していました。

徐々にこういう話も出来なくなっていくのかも・・・。