シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

ありのままを受け入れる

精神的に辛いので、救いを求めるような気持ちになっています。

ネットの記事で、昔は、天災や戦争、病気にしても、庶民にはどうしようもないことばかりだったから、現在よりも、起きたことをそのまま受け入れていたのではないか、というのを読みました。

確かに、前もって準備・努力すれば防げたはずだという一種の「自己責任感」が、今の私の苦しみを大きくしている気もします。

 

 

・同じ現実でも解釈次第でかなり変わる

・自分で変えられないことをくよくよ考えても意味がない

・ぐるぐる悩むのではなく、今何ができるかを考えて淡々と実行する

・この苦しさの波もそのうち去るものと心得る

・まずは自分をいたわり、自分に優しくして、自分を休ませる

・人生で到達しなくてはならないゴールなどないのだから、自分を急き立てて追い込むのではなく、一日一日を楽しく・心穏やかに生きることに意識を向ける方がよい

・足るを知る

こういう言葉を繰り返し唱えて、落ち着こうとはしていますが、道は遠しです。

 

まずはありのままを受け入れること。

 一つは、夫の病状と夫の性格

 もう一つは、私自身の体調や性格など

 更には、過去にしてきた選択とその結果

 

夫は以前から困ったことがあっても、趣味関係以外ー生活スキルについて、自分でネットで調べて対策を講じたりはしない人でした。今も、鬱や自分が飲んでいる薬について調べるのはもちろん、現在困っている便秘の対処法も調べない。

これまで、調子が悪そうだと私が声をかけて対処を促してきましたが、今後は自分の面倒は自分で見て欲しいし、私も夫のことを抱え込まずに線引きする必要があると思い、先週から見守っていました。

30分以上トイレに籠って唸っていたり、調子が悪いから食事は要らないと抜いたり。でも、薬を飲むとは言わないので、そのままにしていました。

今日はあまりにも具合が悪そうなので、見かねて声を掛けたら、「以前妻に相談したつもりだった」とのこと。私は何も言われていません。以前も同じことを言われました。

どうやら、「困ったな~、辛いな~」と夫が感じていると、私が声をかけて対処してきたから、自分から声を上げる必要があるという意識がなかったようです。

その点を指摘しました。

夫「そうだったのかも」とのこと。

今後は、ちゃんと自分で自分の身体の声を聴いて、必要なら相談してね、と言いました。どこまで伝わったかは不明。

 

私があまりにも煮詰まっているので、数日近くのビジネスホテルに夫に行ってもらう相談をしていたのですが、今回の不調で延期になってしまいました。がっかりです。

 

私がどこまで夫のケアをするか、すればいいのか、する必要があるのかで迷っていると夫に相談しました。夫は「それは妻が決めること」と。それも一因でうつが回復しなかったら、もう一緒にいられなくなるかもしれないよ、と言っても、「(寂しいけど、困るけど)仕方ない」。

こうしたい、こうしてほしい、こうなりたい、があまりない夫。受け身です。

私の対人関係や仕事のことで以前相談すると、「こうはっきり言えばいい」という割に、夫本人は、自己主張できません。

毒親育ちのせいもあるんだろうな・・・。

姉が統合失調症だということを生涯一度も親から聞いていない夫。父親にとって都合の悪いことを聞けば、父親が切れる空気の中で育って、自分の思いや希望は押し込めて、そのまま受け入れるしかないパターンが出来ているんだろうな・・・。

それが夫の鬱発症の一因な気がしています。

 

今の状況(夫の鬱発病や私のメンタル落ち状態)は、二人とも今までのやり方ではやっていけなくなったというサインだと思う。二人とも対応するには変わらなきゃいけない。その為の一歩として、まずは自分の気持ちや身体感覚を感じられるようになる必要がある気がしている。

 こういう話もしました。夫も「そうだね」とは言っていました。

    ・・・自分もそうですが、それですんなり変われれば苦労はありません。

 

過去の選択で言えば、一つは私の仕事。

続けていた方が良かったのかな・・・と思わなくもないです。が、それだと無理がたたって、私が先に心を病んでいただろうし、無職だったり、パートだったりすることで、わんことゆっくり過ごせたり、趣味を楽しんだり、穏やかでいられた時間も沢山あったから、まぁ、いいのかな。

 

もう一つは、家。

今持ち家だったら、一つ大きな悩みが減るな・・・というのはあります。

実際には、これまで転勤、海外勤務の話もあったし(結局、立ち消えでしたが)、簡単には引っ越せないから、ここの住民たちとトラブルないようにしなきゃというストレスも出てきたでしょう。

何より、仮に人生100年時代が自分のことになり、あと50年もうかつに生き延びて、最後まで自宅で過ごす場合、30年前にマンションを買っていたら、死ぬ頃には80年経過の物件に。管理会社が管理契約更新拒否をするケースがニュースにあったし、庶民用集合住宅が80年ももつのか、日本では未体験のことなので、誰にも分かりません。個人的には、さすがに80年は厳しいんじゃないかと思っています。

経済的には、今すぐ、近くの中古マンションを買えないわけじゃない。

ただ、物件選び、手続き、引っ越し、賃貸契約の解除などを私一人がやるのか・・・と思うと、仕事量の多さに圧倒されてげんなりするのと、

うつ病の夫に引っ越しをさせて、悪化しないか(引っ越しうつという言葉もある)

わんこが新しい家に馴染めるか

経済面で、本当にその選択でいいのか など不安が出てきます。

これには、ちらちら情報を集めつつ、断捨離をするのが前向きな対処です。

 

 

過去は変えられないけど、今後のことは選んでいける部分もある。

私がどこまでやらなきゃいけないのか?。。。本当は、自分で決めればいいんですよね。

我が家の有り金全部持って、わんこと失踪したっていい。(その後が更に大変だろうけど)

夫婦関係は壊れるだろうけど、「お前のせいだ」と夫に毎日怒鳴りつけたっていい。

だから、現状は私が選んでいる状態?

それも事実ではあるけれど、自分にもどうしようもない部分が7~8割。だから、責任感じて背負い込まなくていい、というのも事実ではなかろうか。

 

まずはありのままを受け入れること。