シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

イン・マイ・ライフ 吉本由美著

団塊世代の方。アンアンやクロワッサンなどの雑貨・インテリアのスタイリストとして活躍。

 

語りが明るく、読みやすかったです。こういう風に時代の空気を感じながら生きてきたんだな~と参考にもなりました。

印象に残るのはどうしても今の自分が気になっていること。

60代前半の時、親の介護などもあり、実家の熊本に戻ったそうですが、その時、貯金殆どなし。個人年金が月8万と、国民年金は月4万の収入(フリーランスなので、他にも収入はあり)。

心配性の私からすると、不安で病気になりそうな状態ですが、ご本人は、本を出したり、仕事をしたり、きょうだいの許可を得て実家に住み続けることになったりで、上手くやっておられるご様子。

実家を担保にお金を借りて、自分が死んだときに土地を渡して清算するシステムを利用してもいるそうです。

 

私は心配しすぎだよな・・・つくづく思う。

 

人とのご縁を大事にすることで、新たな出会いや繋がりも生まれ、それが自分の楽しみや仕事に繋がっていく様子を読むと、私ももう一歩、オープンになりたいな~と思いました。

夫の鬱で、逆に、人のありがたみが身に染みて、以前より他人への恐怖が減っているのはいい兆候かも。