シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

心境整理

夫の退職はほぼ決まり。昨日直属上司に話し、今日、部長と話をするそうです。退職時期は8月かな。

夫は有給消化期間と、失業保険がもらえる間に充電、家事を覚える、就職活動?

昨日上司に伝えてほっとしたのか、夫は少し明るくなりました。良かった。

これなら休めば徐々に元気が出そうです。

 

「ストレス性の不調かと思っていたら、命にかかわる病気が見つかる」の次に恐れていたのが、「うつ病を発症し、治療が長引く」。発病自体を責めることはできないけれど、家の中が暗くなるだろうし、本人も辛いし、バイトも難しいとなると私がしっかり稼がないと暮らせないというプレッシャーがしんどい。

夫が家事もできないほどだったら、私もかなりの精神力を要求される状況になるけれど、自分の弱さも自覚しているので、乗りきれないかも、と心配していました。

この「最悪」は回避できそうです。

 

お金の心配はありますが、

・実は割安家賃でここにいるようなので、家問題は保留に決めた。(宙ぶらりんがストレスのもと)買う場合は即金のつもりなのでいいとして、借り換えだと夫が正社員の今契約しないとさらに家探しが難しくなりますが、ここにいることにしたので、家問題、一応解決(ということにしてしまおう)

夫実家の遺産である程度カバーできる

夫実家のことは義兄に押し付けてしまうからと、当初は夫は相続放棄するつもりでした。私もそのつもりでいましたが、状況が変わり相続しました。そのお金が助けになります。本来なかったお金ですから。この助けがすごく大きいです。

夫実家サポート手数料として義母の遺産は全部私がもらっていますが、これは家計に返そう。義父の遺産から少しだけもらった分は、これまでの自分の頑張り料としてそのままもらっておこう(笑)

・来年3月ごろまでの生活費の見通しがついた

気がかりの一つが、「夫が無職のままだったら?」です。

その心配が少し減ってほっとしてはいますが、自分の経験でも、今の疲れを取るのに3か月くらい。そのあとゆっくり気持ちを整理して、今後を考えるゆとりを取り戻し、実際に仕事探しや面接のストレスと向き合う覚悟、新しい職場に行く覚悟を固めるのに3~6か月かな~というイメージがあります。合計9か月くらい。

秋から私が働いて、「家賃以外の生活費は稼ぐ」ができたら、夫の失業保険と合わせれば何とかギリギリ行けるかな?な感じです。

そのころには、二人の心境も状況も変わっているでしょうから、その時に対処すればいい。

夫のリカバリー期間中、私が心配少なく過ごせそうで、小さく安心。

わんこ仲間に夫退職を話すと、息子が1年くらい無職で充電していたとか、娘の夫が1年休職したとかの話が出て、「意外とよくあることなんだ」と、「1年くらい充電すれば次へ行ける人が多いのかな?」な感触が得られてほっとしました。

わんこ仲間の一人は、採用担当を長く続けているそうで、今後の仕事探しでも面接時の技とか教えてもらえそうで心強いです。

自分のことをオープンに話すと、必要な情報が入ってくるんですね。

この手の話は、統計上の数字や、ネットで見るアンケート結果などの意見より、実際に話を聞く方が安心して受け入れられます。

わんこのおかげです。

 

自分の仕事

本音は今でも「できれば働きたくない」です。わんことのんびり暮らしたい。

私の「働く」には、家事と我が家のこまごまとした管理も含まれているので、夫が家事をやってくれるようになれば、また違ってくるかな?というところに期待をつないでいます。少なくともパートから疲れて帰ったら、夫が宅配弁当を温めて出してくれるでしょう(笑)

求人をちらちら見ると、「あぁ、あそこの薬局ね」な求人がたくさんあって、コロナの影響で仕事がないかという心配はとりあえずなくなりました。

働くのが苦手なので、とっても不安ですが、自分の希望や、気力・体力でできそうな範囲を整理して、腰を据えて探せば何とかなるという希望は見えました。

最終的には実際にそこで働いてみないと分からないので、だめだったら次へ行く、という割り切りは必要です。・・・その辺のタフさが弱いので、キーワードは「無理をしない」。

私が頑張りすぎて、こいつにやらせようとあれこれ難しい仕事を振られるようになったのが、去年パートを辞めた一番の理由です。今度は頑張らない。長時間労働になるのでもたないし、やれると思われると、負担が増えてろくなことになりません。今のところ正社員になる気はなし。わんこを守っていけなくなるので。

この辺のところを今後よく整理して、自分の希望を具体化しよう。

 

断捨離問題

実はこれが一番の難題…かも。

私がずっと専業主婦でいられると思っていたのは、今の夫の収入が、夫定年60歳まであるという前提でした。それがなくなり、たとえ今後夫が社員としてしっかり働いたとしても、夫の収入は今の4割がいいところ。場合によっては、夫が私の扶養になる可能性も。私も働くのは必須です。

なので、手芸教室を続けるかどうかは保留にしても、今持っている材料やキットを生かすことは不可能になりました。

頭ではわかっているのに、じゃあ、捨ててしまおうとか、だれか貰い手を探そうとなかなか思い切れずにいます。

この辺に私の執着と病みがある。

 

私がしていることは、例えば本なら、

確かに今でも興味のある分野の本たち。時間があれば読みたいとは思う。これまでセール本コーナーとかチェックして、たくさん買い集めてきたの。ほんの少しは読んでるから、”全部置いてあるだけ”じゃないわ。

次々買うから本棚からあふれて、そのたびに本棚を買い足して、もう一部屋いっぱい。

時々思い立って人に譲ったり捨てたりするけど、すぐに元の木阿弥。

自分でも一生かかってもこの数千冊の本を読めるとは思っていないのに、いざ整理しようとすると1%も捨てられない。

他の物はだいぶ手放せるようになったのに、この病んだ執着は何なのか、自分でも分からなくて、困ってる。 

 

 違うものに置き換えて現状を文にすると、カウンセリングにでも行ったら? あるいは、グダグダ言わずに、他人に捨ててもらったら? な状態です。

 

う~ん、

今は、仕事が始まったら手を付ける気力が枯渇するアルバム優先です。手芸関係は、今後も少しずつ、かな…。

キットや大きな布は、ネットで売ろうと思えば売れると思いますが、その売買ストレス(こちらが誠意を尽くしているつもりでもクレームが入りもめる可能性とか)を思うと、

・自分で生かす

・人にあげる

・捨てる

の3択です。

まずは恐れずに、ずっと中身をチェックしていないキット箱を見てみるかな…。

意外と「いらない」と思えるかも。