シンプルライフへの遠い道

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セルフレジ考

スーパーのセルフレジが気に入らなかった理由・・・ユニクロ無印良品ではさほど不快ではなかったのになぁ、とつらつら考えました。

 

理由は、「こちらの作業量は多いのに、メリットがない」その上、「案内などが(たまたま?)不親切だった」からでした。

ユニクロは、所定の場所に買い物かごを置くと自動計算されるので、まぁ、いいかな、でした。有人レジだと、買ったものを畳んでくれるけど、それがないので嬉しくはなかったですが。

無印良品は、自分でバーコード読み取りが必要ですが、その時は買ったものが靴下で軽く、品数も少なかったのと、バーコード読み取りの仕方などを案内の店員さんが丁寧に教えてくれたので、「まぁ、仕方ないかな。時代の流れだね」でした。

 

イオンは、たまたま重いものをいくつも買ったのも敗因。

思っていたよりかなり手間がかかり、ポンコツな手指に負担もかかって疲れたのに、ただのくたびれもうけ・・・。これまで店が人件費などをかけてやって来たレジ作業を客の私が無償でやって、代わりに”働いた”のに、何のメリットもなし。

レジ袋有料化前、マイバッグ持参を促していた頃は、レジ袋不要だとポイントが付くお店も多かったです。マイバッグ持参に対するメリットがあったけど、セルフレジはなし。

仮に、時給1000円のパートさんが、1時間に20人の客をさばくとして、一人の客あたり人件費:50円。50円分、客の私が無償で店の経費削減のために働くことを、「まぁ、時代の流れだし仕方ないね」と思えるほどの軽作業ではなかったのが、モヤモヤの理由。

これまで、ぼんやり待っていれば済んだことを、手と頭を使ってなぜ私がやらねばならない?と思ってしまいました。

ルフレジ利用ポイント:購入500円ごとに1ポイント、とかあればいいですけど。

 

店側にもいろいろと言い分はあるのだと思います。

募集しても必要な人員が集まらない(特に人手を増やしたい時間帯や曜日)とか、セルフレジ導入費用がかなりかかっているから、実は店に経済的メリットは今は出ていないとか。私が行った店では以前からセルフレジはあったので、丁寧な使い方説明がデフォルトだった時期は終わっています、とか。

 

若い人だと、無駄に待つより、自分でレジをやってさっさと帰りたい気持ちが勝って、セルフレジにも違和感ないのかもしれません。

私は買うものが数個ならいいですが、沢山の時は自分では疲れるからやりたくないです。少ないリソースがさらに減る・・・。特に、バーコードのない商品の入力が面倒でした。

夫も同じことを言っていて、これが年を取るということなのかな~とは思う。

 

でも、これまで店が経費を払ってやっていたことを、客に無償でさせるって、何だか納得がいかないのでした。