シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

続 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ Jam著

副題:孤独も悪くない編

最初の「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ」が気に入ったので、続編も読みました。個人的には、人間関係についての記述が多かった前編の方が好きでした。

続編も、押しつけがましさや説教臭さもなく、著者の経験から感じたことを基に、「こういう風に捉えてみる方法もあるよ?」な語り口で、気持ちよく入ってきました。

自分もこういう風に会話できるようになったらいいのにな~。

 

ないのは居場所じゃなくて、自分や他人を受け入れる勇気なのかも

自分も「人生で出会う人の一人」だと思ってみる

自然と納得がいくまでは、「諦めること」を諦めてみる

思い出は、自分が覚えている限り必要なもの

人一人を支えるには、人生の一部を削って捧げるくらいの覚悟が必要

 

気になった言葉を書き出してみると、自分の状況が見えてきます。

見えたからといって、すぐにどうにかなるわけでもないのですが、自分を知るのは私にとっては良いことです。少なくとも、自分の本棚にある本の書名は知っておきたいから。

・自分を受け入れていないから、他人も受け入れられず、人間が怖い

・心の奥では、やればどんなこともできるはずだと思っている。例えば、嫌いな人(親)を思い出さずにいられるようになれるはず、とか。

  ⇒自分に厳しくなりすぎる、出来ないのは自分がダメだからだと自己否定になる

・今でも親には猛烈に腹を立てている

 例えば、親は、私が本当に困って助けを求めた時は、嘲笑って見捨ててきたのに、自分が困った時は生活を投げ出してでも親を助けるのが当然だと本気で思っていたことに、今でも怒っている。(今でもそう思っているのだろうが)