シンプルライフへの遠い道

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発言権の対称性

コロナについての美容師さんとの会話を思い出して、発言権が非対称だと感じたのですが、先日アロマを紹介してくれた人と話した時は、逆に対称だな、と思いました。

自分とは、意見が違うのはどちらも同じで、自分が正しいのかは分かりませんが、私から見ると、ちょっと??な判断をしているように見えたのも同じだったのですが。

アロマの人は以前からコロナは風邪だ、という考え。

私は、今のような対策が全て必要なのかは判断できませんが、少なくとも風邪とは違うな、とは思っています。

他の感染症でも持病がある人、高齢者は重症化しやすいものが沢山あるのは知っていますが、比較的若くて、軽症で済んだ人に後遺症がこんなに大勢に残る感染症は、「風邪」じゃないと思う・・・。

 

アロマの人は、自然療法に気持ちが向いているせいか、どうやらワクチン反対のようでした。コロナは風邪だと思っている、そう主張している医師も大勢いるのに、報道統制なのか、TV報道はされないから、TVだけで情報収集をしている人たちは、自分で判断する情報も手にせず、政府の言うままになっている、との考えだそうで。

 

あなたはどう思っているの?と聞かれたので、コロナはまだリスクとベネフィットを判断する情報が足りないので、判断保留中。

ワクチン効果は支持しているので、今年は帯状疱疹予防接種は受けるつもり、と話しました。

 

アロマの人は、「不眠を患者さんが訴えたら、すぐに睡眠導入剤処方じゃなくて、その前に、生活リズムを作るとか、それこそアロマでリラックスとか、軽い運動だとか、やることがあるでしょ?」 という意見の延長で、感染症もまずはその人の免疫力を高めることを第一にする方がいいとの意見のようでした。

 

私は、肉体的に弱い人ほど自力の免疫力では対処できない病気が多くなるし、もともとの遺伝的体質などもあるから、「自助努力で」には賛同は出来ません。

 

こんな感じで、意見は全く違っていたのですが、別に嫌な感じはなかったです。

アロマの人が、私が自分の意見を持つこと、それを表明すること自体を抑圧しようとはしていない、と感じたから。