シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

人生100年の家づくり 建築知識編

副題:健康寿命が長くなる住まいの秘訣

 

現在、賃貸住まい。もし家を買うとしても、マンション一択。理由は、戸建ては老人には様々なメンテナンスが重荷になることと、住みたい戸建てを買うお金がない。住宅資金に1.5億、その後の維持費に3000万くらいの予算があるなら、戸建ても選択肢になりますが・・・(実際、生活圏で、”こういう家なら管理が多少面倒でも住みたい”と思うレベルの家は中古でも1億はします。遠い夢だ・・・)

 

そんな私がこの本を読んだのは、「生活環境と健康の関係」を様々な専門家が協力してまとめてあったから。なかなかいい本でした。

照明、室温、揺らぎ(自然の風の動きなど)、植物の効果 などなど。

 

・人工的に室温を1度くらい上下させる”ゆらぎ”を作ると、疲労蓄積度が下がる。

・植物が視界に入るだけでも食事を美味しく感じたり、良い効果がある。人工的な絵・画像や造花の類の効果は不明。

・快適な室温にして、特に冬場に場所ごとの温度差を小さくしておくことは大事。

 家全体を暖かくしておくと、家の中で動き回るようになる(1000歩~1500歩くらい増えるらしい)

 

 

これまでも、照明や室温、騒音問題、換気の重要性などは見聞きしてきましたが、植物の癒し効果やゆらぎのストレス軽減効果は、初めて知りました。・・・植物については、花や観葉植物を飾ると落ち着くとか、その程度でしたが、研究結果の図を見せられると納得度が違いました。

 

植物を育てるのは苦手なので、「じゃあ、何か買ってこよう」にはなりませんが、わんこの散歩中に緑が多い道を選ぶとか、そういう方向でこの情報を生かしたいです。