著者はメンタルコーチ。だからこういう内容なんだな、と納得でした。
一番心に残ったのは、20年後の自分からの手紙、です。
仮に、「人生100年時代」の言葉の通りに長生きしたとしても、これからの20年と、さらにその後の20年は、これまで経験してきた”20年間の変化”より劇的で、大きいと予想しています。
20年後、70歳。運よく大きな病気をしておらず、年齢相応に元気だとしても、可能な”新しい挑戦”の選択肢は、20代、30代の時とは明らかに違っているはず(それが悪いとも言い切れませんが)。
20年後、「うんうん、この20年、我ながらよくやったな」と思いたいし、具体的に何をやりたくて、何はやりたくないのか、時々考えながら暮らしたいです。
他に気になったのは…
「やらなくてはいけないこと」は存在しない。全て自分でやりたくてやっている。
自分の直感で決めるのがよい。
うまくいかないときは思い切って手放すと、違うものが入ってくる。
「なるようになる」と力を抜いて、いい意味であきらめよう。
かなえたい未来・今の幸福にフォーカスする。理想の暮らしを繰り返しイメージする。
叶えたい夢は一つに絞る。
「20年後の自分からの手紙」を書いてみる。
壊れたもの、使わないもの、気に入らないものは運気を下げるので即処分。
私たちは手に入れられないものを欲しいとは思わない。
やりたくないこと、なりたくない自分を書き出す。
他人の幸せを祈ろう。
アメリカの実験で、あちこちの教会に依頼して、「祈ってもらう人」と「祈ってもらわない人」に心臓病の患者さんを分けたところ、祈ってもらった人の方が予後がかなり良かったそうです。
私は、この手の”念”の力を信じているので、やっぱりそうなんだ、と後押しされた気分です。
人間恐怖症もあるので、他人の幸福を祈るのは難易度が高い時もありますが、わんこたちの幸せは素直に祈ることが出来る気がします。