シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

悪夢 2020.12.02(水)

昨夜の夢。学校の教室位の待合スペースのある調剤薬局で働いていて(夢なので、整合性がない)、最初は4,5人だった患者さんがどんどん増えて、ほぼ満席(多分30人くらい)になってしまい、患者さんたちはそれでも黙って待っているのですが、私は夢の中で焦りまくっていました。

悪夢だった。

 

この話を夫にしたら、「「年末だけでも戻ってこ~い!」という店長の声だよ」と言われました。う~ん、当たらねども遠からず。毎年12月は忙しいから。体の弱いフルタイムパートさん、また休みがちなのかもしれないな・・・。

 

 

まだ見ている途中のひきこもり死のNHKの番組で、自治体の援助を断って衰弱死した50代男性の弟が遺品整理をしている場面がありました。

亡くなった男性が昔やっていた本の訪問販売のノート。地図と家、どういう本が好きかとか、何歳の子どもがいて再訪の価値ありとかのメモも書き込んでありました。

それを見た弟さんが、「(兄に)向いている仕事じゃなかったのに、真面目に頑張り過ぎたんでしょうね」という趣旨のことを言っていました。

 

パートで頑張り過ぎていた自分と重なりました。

今思えば、頑張り過ぎでした。私以外の薬剤師は全員「認定薬剤師」の資格があったけど、私が知識とそれを接客に生かすスキルがあって、この方面で自分より有能だ!と思う薬剤師は半分もいませんでした。在宅対応で能力を発揮していたのかもしれませんが、そちらは私はノータッチだったので分かりません。まぁ、世の中そんなもの。

 

傍から見れば、自ら追い込んで、自滅していくような状況でも、当人には、そうしないではいられない無意識から立ち昇ってくる切迫感や圧があったり、この居心地の悪さを解消するためにも頑張ろう!と進む方向が、自滅ルートだったり、どうにもならないところがあるんだよな・・・(少なくとも私の場合)(TVで取り上げられていた、亡くなった人がどうだったのかは分かりませんが)

 

私はたまたま「専業主婦」という逃げ道があるから、こうやってわんこと戯れてのらくら生きていられるけど、そうじゃなかったらどうなっていたか・・・。

「別ルートだったらこうなっていただろう自分」と重なるので、社会生活が難しくなるほどの依存症、ひきこもり、精神疾患の人たちなどが気になるのだと思います。そういう人たちの脱出ルートを知ることが、自分の人間恐怖を減らす方法の参考になるんじゃないかという期待もあるんだろうな。・・・まだ見つからないけど。