シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

これからの暮らし計画  柳沢 小実著

副題:今を満たして明日に備える工夫

 

今年45歳の著者(女性)の生活の様子や工夫、心境などを綺麗な写真で見せてくれる本・・・かな。

 

価値観は私とかなり違うようです。著者は仕事はずっと続けたい、旅行大好き。

でも、時間管理のやり方や、そのベースになる考えなどは、参考になりました。

やっぱり年齢を重ねるにつれて自分をいたわりながら、やりたいこと、出来ることのバランスをとって暮らす、というスタンスになっていくんだな~と共通点も感じました。

「いくつになっても活動的で、アグレッシブで、新しい出会いや挑戦が好きで・・・」という人もいますが、私はもうそういうのは疲れるからいい、と感じるならそれでいい。開き直りのヒントももらえました(著者は直接そういう話は語っていませんが)

 

こういう暮らし、いいなぁ、と思うと、それをそのまま真似しなきゃ到達できない気がしていたんだな、だから、「やっぱり私はダメだ」になってくるしかったんだな、とこの本を見ていて気づきました。

著者は、友人との交友機会を確保するよう工夫したり、おしゃれしたり、好きなお茶をゆっくり淹れてリラックスしたりしているそうです。その表に出ている行動は、今の私には楽しさより負担感の方が大きい。

表の行動ではなく、やりたいことをやるには、こういう風に工夫する・・・週〇回、1回〇時間と目安を決めてスケジュールに入れるとか‥‥そういうところを参考にすればいい。その視点で読むと、自分の好みなども再確認出来ます。

 

いいな、と思った著者のやり方:

だらだらと時間をかけない

やることよりやらないことを決める

どれだけ時間をかけるかの”コスト意識”を持つ

3年後、5年後どうなっていたいかを書き出してみる

 

この本全体から感じたこと:

今の私は、生活に何かをくわえるのではなく、とことん削る必要がある