老後の心配の筆頭がお金。これまでも、何度もシュミレーションしては、「足りんぞ」とため息ついたり、焦ったり。
でも、止めました。まぁ、何とかなるかな、と思えるようになりました。
夫曰く「うちの貯えで破たんするなら、同世代の8割は破たんだ。うちは都会で家賃が高いのと、わんこにお金をかけている以外は、贅沢はしていない」
・・・まぁ、そうかも。食費もかかってるけど。家電にもお金を掛けてはいるけど、型落ち直前で安く買うとか、工夫はしているから必要経費?
夫曰く「両親の遺産分はゆとりが出来たんだから、妻がイヤイヤ働く必要はない」
・・・まぁ、これも事実。欲張るときりがない。
これまで、年金は今の予想額より大幅に減り、物価や医療費、介護の自己負担がかなり増える前提で試算していました。
逆に、今の年金定期便通りの額がもらえて、税や社会保険料負担も変わらず、物価も変わらず、という大甘で試算すると、何とか、ギリギリやれなくもない。
調べてみると、
・賃貸でも60代の間はまだ物件がある⇒今焦って決めなくて良い
・施設でも、場所にこだわらない(全くなじみのない田舎でも行く)覚悟をすれば、良さそうなところがなくもない(あくまで、ネットのざっくり検索)⇒お金がないと施設に入れてもらえない、と悲観する必要はない
・医療や介護も何を最優先するかがはっきりしていれば、予算内でできることを選べる・・・少なくとも、治療は全く受けられずとも、苦痛を和らげるつつ、命が尽きるのを待つための緩和ケア代くらいは貯めてある。
ってわけで、今どうするかを決める時、「老後資金を貯めないと」という項目は除外しよう。