シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

仕事と自分を変える「リスト」の魔法  堀正岳著

書き出すことで頭の中や抱えているタスクなどを整理する本をたまたま続けて読みました。こちらはビジネス寄りでした。大いに参考になりました。

読みながら、今自分が一番やりたいのは、「己の本音の掘り下げと整理だ」と自覚しました。

 

リストは書くだけではだめで、

「リストと向き合うことによって私たち自身の能力が拡張される」

 

自分用備忘録ー

リストには必ずタイトルをつけること

 

タスクの条件

・具体的で、曖昧さがないこと

・作業量が明確であること(どこまでやれば完了かはっきりしている)

・無理がなく、実現可能であること

・今やるべき、意味あるタスクであること

・切り良く終えることが出来ること

「たまっている仕事をする」ではなく、「もっとも重要なメール5通に返事を書く。1通5分程度、30分以内に」など具体的に。

 

仕事、家庭、趣味、あるいは、プロジェクトA、B・・・などのように分けて、各々別のリストを作る

あるいは、「電車の待ち時間にやることリスト」などもアリ

 

1-3-5リスト

一日にやることを、必ずやらなければいけない重要タスク一つ、出来れば実行したいタスク三つ、必ずしも重要ではないタスク5つに絞り、他はやってはいけないことにする。

重要タスクにすぐ取り掛かり、完了できればいいが、心理的ハードルもあり難しい場合も多いので、他のタスクをやって助走をつける。

一日にやるタスクは絞り込む方がいい(数をもっと減らしてもよい)

 

仕事の割り込みを制御する

別のタスクが発生した時点で、後でやることリストに書き加える。

別タスクが本当に至急の場合は、今やっていることの進捗状況をメモする(すぐに思い出して作業に戻れるように)

 

ブレインダンプ

色々なテーマで、あるいは場(仕事、家庭など)ごとに思いつつままに全て書き出す。この時は、タスクのような具体性などにこだわらず、とにかく書く。練習を続ければ、多くを言語化できるようになる。

この中から、タスクにするもの、将来の夢、など分類整理する

自分用トリガーリストを作り、ブレインダンプしやすくする

 私だったら・・・わんこの健康問題で気になることは? とかかな…。

 

ブレインダンプからやることリストへ

具体的に&タスクを細分化して、実行可能なやることリストを作る

 

チェックリストを作る(カウントダウン型でイベント管理もできる)

1.急所を探す

2.小さなミスが大きな影響を及ぼす場所を探す

3.チェックリストをチェックするタイミングを確認する

4.チェックリストを他人に見てもらい、漏れがないか確認する

5.チェックリストを試行し、さらに洗練させる

 

バレットジャーナルを書いて日々を視覚化する

 

自分を知るためのツールとしてー

・○○ベスト10などを書いてみる(例には、名刺代わりの小説10選)

  なぜこれを選び、あれは外したかなどを考えると自分が見えてくる

・ふと感情が動いたときに書く

 (不安な時にその理由をあげるとか、気に入った曲に出会ったらメモするとか)

・心の琴線に触れたことを日記に簡単に書き留めておく

 

バケツリストで死ぬまでに叶えたい夢を全て書き出す(ブレインダンプを参考に)

 

やらないことリストを作る

 帰宅後ー寝る前にはSNSチェック禁止、でも、 移動中はOKなど、全面禁止にする必要はない

 

パーソナル・クレド(信条)を書く⇒やること、やらないことの判断の助けに

 自分が信じている基本的価値観や原理原則

 繰り返し戻ってくるテーマ

 

 

第5章 思想と記憶を拡張するリスト は、分かったような、分からないような・・・でした。基本的な手順は、当たり前すぎて、私は自分のやり方でやるから、まぁ、読み流しておくか・・・な感じ。本の書き方は逆に今の私には不要で複雑で、またスルーと言った具合でした。(内容が悪いとか、無益という意味ではありません。今の私には響くところがなかっただけ)

 

 

この本は、以前から時々やっているのに、ちっとも深まらず、何とかならないかな、でも、どうすればいいかよく分からなかったこと(特にブレインダンプと、それで得た情報の整理の仕方や、更に深掘りする方法)が、詳しく説明されていて、やる気になりました。物減らし中にもかかわらず、それ用ノートも買いました!

 

己自身に言いたいのは、「目的は綺麗なノート作ることじゃなくて、頭の中の整理だから、まずは適当でいいから書き始めよう」です。

ノートを買うお金くらいはあるからね!