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見るだけでわかる!ビジネス書図鑑 これからの教養編 荒木博之著

自己理解、頭の使いかた、キャリアなどのテーマごとに著者お勧めの本が紹介されています。

本の内容がイラストになっていて、何となく分かった気になれたところで、文章でのまとめを読むスタイル。

日頃読まない分野の本も読んだ方が、考え方などが偏らずよいと聞いても、分厚い本1冊読むのはなぁ・・・と思っていた時に出会った図鑑です。

紹介されている30冊の中で、読んだことがあるのは、「死ぬ瞬間の5つの後悔」「7つの習慣」「人を動かす」の3冊。

 

私自身はビジネスで成功したいとは全く思っていないので、組織で成果を上げるための本などは、この図鑑で見てもあまり興味をひきませんでした。

そういう本の内容も、ごく簡単であっても触れられたのは良かったです。

「こういう視点があって、こういうことに興味を持って実践したい人たちがいるんだな~」と他人事でしたが(^_^;)

 

フロムの「愛するということ」は以前から読んでみたいと思っていた本です。

愛についての説明は、やはり元の本を読まないと分からない部分が多いものの、友人関係で悩んでいたので、非常に参考になりました。

  なんだ、あの人は今はもう私を愛していないじゃないの。

  じゃあ、私にとっては交友を続ける意味が殆どない  と思えました。

 

愛は4要素から構成される

・配慮(愛する者の生命と成長を積極的に気にかけること)

・責任(他人の欲求に応じられる、応じる用意があること)

・尊重(人間をありのままの姿で見て、その人が唯一無二の存在であること)

・知(能動的に相手の中に入っていくことであり、その結合によって相手を知ること)

 

これは元の本を是非読まねば、と改めて思いました。

 

ビジネス書をちょっと読んでみたいけど、どういう本がいいか分からない人にもカタログのようで面白いかも。