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後悔しない「年賀状終活」のすすめ 澤岡 詩野著

今年はわんこの世話で忙しく、年賀状を書く気になれなかったので、送る相手を絞るにしてもどうするか参考になるかと読みました。

60代以上のシニア向けで、字がとても大きく、すぐに読み終わりました。

 

これまで通り出し続けるのは体力・気力的に段々辛くなってストレスがたまるけど、よく考えずに全部やめるとこれまでの人とのつながりも切れて寂しくなり、後悔することもあるので、こういう風に考えながら決めてはどうですか? という内容。

私がぼんやり感じていたことが整理してあって参考になりました。

 

今の生活最優先で、年賀状だけのつながりはなくてもいい人は無理に続ける必要はない。

 

年賀状を続けたいけれど、負担感があるので、出す相手を整理したい人はー

どうしてこの人とやり取りしているのか今となってはよく分からない・・な惰性な関係は止める

 

年賀状だけの付き合いだし、今後も会ったり、別の手段で連絡を取り合う可能性は低いけれど、気持ちがつながっている(自分の側に相手への執着がある)場合は続ける

 

手書きでなくては!元旦に届くように出さないと!という義務感がしんどい人はー

手書きの一文は添えるにしても、印刷も利用する

お正月前後は忙しくて書くのが辛い場合は、寒中見舞いにするなど柔軟に考える

 

 

この本を読んで、年齢が上がると相手から急に年賀状が来なくなったら寂しくなる人もいると書いてあって、親戚に出すのを止めるのは延期しました。

 

私は年賀状自体を止めたいのではなく、「お互い義理だけだよな~」という関係は整理したいんだな、と自分の気持ちを確認できたので、出す相手は整理しました。

減らすのが目的ではなく、相手にも負担になっているであろう義理の関係を減らす方向で今後も見直していこうと思いました。

今年は出す枚数を減らしたのと、親戚用は市販の印刷済みを買ったのとでだいぶ楽になりました。やはり「減らせる手間を減らす」も大事です。