シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

生産的でなくてはならないという呪い

現代日本人の多くが、「生産的でなくてはならない」という呪いにかかっているとあちこちで見聞きしますが、私も呪いにかかっている一人です。

 

専業主婦だった時期、自分の人生に必要な期間だと納得していたのに、専業主婦は社会のお荷物だとか、生産性がないとかいうコメントをネットで見かけると、気持ちがざわついていました。自分に価値がない気が湧いてきました。

 

今日何をしたかな…と振り返る時、無意識に”生産性があること”だけをカウントしています。

家事をやったとか、勉強したとか、懸案だった○○について調べて決めたとか。

 

 

昨日は見積もりの人が来るのが16時~18時と幅があったので、わんこと遊んだり、本を読んだりしながら待っていました。

こういう時間は、”生産的”ではないけれど、自分がこういう風に過ごしたいと日ごろから思っている時間だったのです。

それなのに、後になると、”充実したひと時”を過ごした記憶としてなかなか思い出しません。

 

自分が過ごしたいように過ごせた時間をすぐに思い出して、「あぁ、いい一日だった」と思えるようになりたいです。