著者はミニマリスト。
ミニマリストの考え方を紹介した本は何冊か読んでいるので、「ふむふむ、しぶさんはこう思っているのね」な感じでした。ミニマリスト云々よりも、世代が違うとベースにある文化が違うことがはっきり読み取れて、その部分が興味をひきました。
これはしぶさんの価値観なのですが、
「現金一億円とフォロワー100万人手に入れるならどっち?」で、しぶさんは「フォロワー100万人」だそうです。その理由が、フォロワー数=信用の数と言われても、私にはさっぱり分かりません。
100万人のフォロワーがつくってことは、それ相応の内容があるってことでしょうが、それと信用はまた違う気がします。その世界に身を置いたことがないので、イメージも出来ませんでした。
”よく聞く「好きの反対は無関心」というのには反対で、「キライ」を表明するんだ、”というのも、私は、「好きの反対は嫌い」で、「愛の反対が無関心」だと思っているので、解釈のベースが違うんだな、と感じました。
「好きを語るなら、嫌いも語れよ」という考えには共感です。
相手の年齢・性別によらず、同じ言葉を使う時のニュアンスは人それぞれだから、誰かと特に深い話をするときは、そこのすり合わせもしつつ離さないと、誤解して終わりになるな・・・と気づけました。
私を励ましてくれた情報
「ほしい」「捨ててもいいんじゃないか」と感じた直観は、ほぼあたっている。イスラエルのある大学の研究でも、人間の直観は90%近い確率で的中することが証明されている。
先日読んだHSP向けの本でも、”ちょっと嫌かも”と最初に思った相手とは、とりあえずは距離を取りましょう。直観は大抵当たるから。”と言っていましたが、物の処分でも、人付き合いでも、「何となくこんな気がする」をもっと大事にして決めようと思いました。